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新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版) (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001025484.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版)(12/9)《厚生労働省》
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-75℃対応冷凍庫から取り出した時点から 10 週間以内に希釈を行い、かつ希釈後
12 時間以内に使用すること。室温で解凍する場合43は、解凍開始から 24 時間以内
かつ希釈後 12 時間以内に使用すること。
-60℃~-15℃で移送する場合の留意点(12 歳以上用ファイザー社ワクチンの場合
に限る。

冷凍の移送では、揺れを減らすよう慎重な取扱いが求められる冷蔵(2℃~8℃)
での移送に比べ、より安定した管理が可能であるとされる。
 12 歳以上用ファイザー社ワクチンについては、-60~-15℃の温度帯で移送するこ
とも可能であること。この場合、ワクチンの解凍後の再凍結は厳禁であること。
 -75℃対応冷凍庫から取り出したら、速やかに移送用の冷凍庫に移すこと。いった
ん解凍したワクチンは、冷凍(-60℃~-15℃)で運送してはならないこと。
 移送時間は3時間を超えてもよいが、離島など特殊な事情がある場合を除き当日
中に移送すること。
 -60℃~-15℃での移送後の保管については、2~8℃の環境で保管する場合は1
か月間、-60~-15℃の環境で保管する場合は 14 日間保管することができること。
また、1回に限り、再度-90~-60℃の環境に戻して、製剤の有効年月日まで保管す
ることができること。
 -60℃~-15℃での移送後に、-60℃~-15℃の環境で 14 日間保管した場合は、2~
8℃の環境でさらに1か月保管することができること。
-50℃~-15℃で移送する場合の留意点(乳幼児用及び 5~11 歳用並びにオミクロ
ン株対応のファイザー社ワクチンの場合に限る。)
12 歳以上用ファイザー社ワクチンとは異なり、-50℃~-15℃で移送した場合であ
っても、再度-90~-60℃の環境に戻して、製剤の有効年月日まで保管することはで
きない。
なお、-75℃対応冷凍庫から取り出した直後に-50~-15℃で最大 24 時間保存した
としても、これは、その後の 2~8℃の保存期間に影響を与えない逸脱として容認さ
れる。これを踏まえ、-75℃対応冷凍庫から取り出して、速やかに-50~-15℃の移
送用の冷凍庫等に移して、24 時間以内の間に移送することは可能と考えられるが、
移送後は 2~8℃で保管すること。また、移送から 10 週間又は製剤の有効期間のい
ずれか早い日までの保管が可能であり、再凍結はできない点に留意すること。
-90℃~-60℃で移送する場合の留意点
 サテライト型接種施設等に-75℃対応冷凍庫が設置されている場合に限り、基本型
接種施設で必要数量を-75℃対応冷凍庫に格納した後、配送に使われた保冷ボック
ス等を用いて-90℃~-60℃で移送することができる。基本型接種施設での保冷ボ
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室温で解凍する場合の解凍時間は 30 分を目安とすること。

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