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新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版) (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001025484.pdf
出典情報 新型コロナウイルス感染症に係る 予防接種の実施に関する手引き (13.1 版)(12/9)《厚生労働省》
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新型コロナワクチンの接種を実施するために必要な物資について、あらかじめ確認
し、調達の準備を進める。

住民からの問い合わせ等を受け付ける体制を確保する。なお、外部委託等を含め、適
切な体制の確保が可能となるよう、あらかじめ検討及び準備を行うこと。
接種実施医療機関等の確保
市町村は、新型コロナワクチンの接種が円滑に行われるよう、地域の実情に応じて、郡
市区医師会、近隣自治体、医療機関、健診機関等と接種実施医療機関の確保について協議
を行う。その際、併せて、接種実施医療機関等において、診療時間の延長や休診日の接種
等10も含め、多人数への接種を行うことのできる体制を確保するほか、必要に応じ、医療
機関以外の会場等を活用し、医療機関等の医師・看護師等が当該施設等において接種を行
うことについても協議を行う。

接種実施医療機関を含め、接種実施会場には、次のような体制をとることが求められる。
 新型コロナワクチンの冷蔵施設を有すること
 時間ごとの予約枠の設定、被接種者の動線の検討、定期的な換気等により、新型コロ
ナウイルス感染症の感染防止対策(3密対策等)が講じられていること
 必要に応じて熱中症予防対策を講じられていること11
 国が用意するワクチン接種円滑化システム(パソコン・スマートフォンからアクセス
可能)
(以下「V-SYS」という。)を用い、接種に係る医療機関等情報の入力、新
型コロナワクチンの到着日の確認等を行うことができること


ファイザー社ワクチンの接種を行っていた医療機関等が、新たにモデルナ社ワク
チンの接種を行う場合には、V-SYS上でモデルナ社ワクチンを取り扱う旨の申
請を行う必要があることに留意すること。また、現時点において、供給されている新
型コロナワクチンの特性を踏まえると、冷凍での保管が必要なもの、複数回数分が 1
バイアルとして供給されるもの、一度に配送される量が多いものなど、通常の医薬品
とは異なる特性への対応が必要である。

10

「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの迅速な接種のための体制確保に係る医療法上の臨時的な取扱いについ
て(その2)
」(令和3年2月1日厚生労働省医政局総務課事務連絡)参照
11
「ワクチン接種会場における熱中症対策の推進について」
(令和3年6月 14 日厚生労働省健康局健康課、環境省大臣
官房環境保健部環境安全課、環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室事務連絡)参照

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