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【参考資料1】医療費適正化基本方針の改正案 (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33914.html |
出典情報 | 社会保障審議会医療保険部会(第165回 6/29)《厚生労働省》 |
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⑶
促進等、重複投薬の是正に関する目標を設定することが考えられる。
また、複数疾患を有する患者は、複数種類の医薬品の投与を受けている可能性が高いが、それが
副作用の発生や医薬品の飲み残しなどにつながっているとの指摘がある。都道府県において、複数
種類の医薬品の投与については、疾病や薬の組合せ等ごとにリスク・ベネフィットが異なるため、
その適否については一概に判断できない点に留意しつつ、例えば、適切な投薬に関する普及啓発や
保険者等による医療機関及び薬局と連携した服薬状況の確認並びに併用禁忌の防止の取組の実施
等、複数種類の医薬品の投与の適正化に関する目標を設定することが考えられる。
医療資源の効果的・効率的な活用に関する目標
急性気道感染症及び急性下痢症の患者に対する抗菌薬の処方といった効果が乏しいというエビデ
ンスがある医療や白内障手術及び化学療法の外来での実施状況などの医療資源の投入量に地域差が
ある医療については、個別の診療行為としては医師の判断に基づき必要な場合があることに留意し
つつ、地域ごとに関係者が地域の実情を把握するとともに、医療資源の効果的かつ効率的な活用に
向けて必要な取組について検討し、実施していくことが重要である。リフィル処方箋については、
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促進等、重複投薬の是正に関する目標を設定することが考えられる。
また、複数疾患を有する患者は、複数種類の医薬品の投与を受けている可能性が高いが、それが
副作用の発生や医薬品の飲み残しなどにつながっているとの指摘がある。都道府県において、複数
種類の医薬品の投与については、疾病や薬の組合せ等ごとにリスク・ベネフィットが異なるため、
その適否については一概に判断できない点に留意しつつ、例えば、適切な投薬に関する普及啓発や
保険者等による医療機関及び薬局と連携した服薬状況の確認並びに併用禁忌の防止の取組の実施
等、複数種類の医薬品の投与の適正化に関する目標を設定することが考えられる。
医療資源の効果的・効率的な活用に関する目標
急性気道感染症及び急性下痢症の患者に対する抗菌薬の処方といった効果が乏しいというエビデ
ンスがある医療や白内障手術及び化学療法の外来での実施状況などの医療資源の投入量に地域差が
ある医療については、個別の診療行為としては医師の判断に基づき必要な場合があることに留意し
つつ、地域ごとに関係者が地域の実情を把握するとともに、医療資源の効果的かつ効率的な活用に
向けて必要な取組について検討し、実施していくことが重要である。リフィル処方箋については、
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