入-33.急性期入院医療について(その3) (115 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》 |
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<令和5年6月8日 入院・外来医療等の調査・評価分科会>
○ データ提出加算のデータを用いて医療区分についての分析を実施すべき。
○ 中心静脈栄養の適応理由について「他に代替できる栄養経路がない」が多いが、これは経腸栄養ができないということではな
いのではないか。本来、中心静脈栄養は経腸栄養ができない場合に実施するものであり、経腸栄養ができれば経腸栄養に移
すというもので、このような取組を引き続き進めていくべき。
<令和5年7月6日 入院・外来医療等の調査・評価分科会>
○ 身体拘束の実施が、治療室に次いで療養病棟が多い状況になっており、認知症のなしの患者における拘束が療養病棟に多
い。24時間ずっと拘束をやっていて、その理由が「ライン・チューブ類の自己抜去防止」となっている。療養病棟で一体何に対す
る自己抜去防止でこのように拘束がされているのか。
<令和5年7月5日 中医協総会 入院について(その1)>
○ 療養病棟入院料の経過措置の扱いが来年3月までとなっているが、現場や入院中の患者に混乱が生じないようきめ細かな
対応が必要。
○ 療養病棟の医療法上の経過措置について、患者に影響はでないようにしつつ、診療報報酬上の経過措置も終了すべき。
○ 高齢者人口のさらなる増加を踏まえ、在宅医療との役割分担を含め、療養病床の在り方について議論を進めるべき。
<令和5年8月10日 入院・外来医療等の調査・評価分科会>
○ 療養病棟の包括範囲内のコストについて、「処置」と「疾患・状態」それぞれについて性質が異なるため、「疾患・状態」と「処
置」のそれぞれのニーズに合わせた区分を検討することが必要。「処置」としての医療区分と「疾患状態」の医療区分の組合せ
の医療資源投入量について分析をしてはどうか。
○ 医療区分について細かく条件を設定すればコストとの整合性が増すのは間違いないが、医療療養病棟の電子カルテの普及
率がいまだに50%ほどしかなく、記入負担には配慮が必要。
○ 医療区分については、疾患病態医療処置について判断がしやすいように要件を具体化することも必要。
○ 疾患・状態と処置に分類すると、それぞれコスト構造が明らかになっているが、同じ点数で評価しているという違和感がある。
この医療区分については評価法の検討が必要なのではないか。
○ 現在の医療区分は医療資源投入量からいうとバランスがとれており、基本的には大きく変える必要はないのではないか。
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