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入-33.急性期入院医療について(その3) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
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高齢者の多疾患併存について

意 見 交 換 資 料- 5 参考- 1
R 5 . 3 . 1 5

○ 高齢者は複数の疾患を有しており、入院の契機となった疾患以外にも配慮が必要となる。

東京都の75歳以上の後期高齢者約131万1,116人分のレセプト情報の分析結果
○ 東京都の後期高齢者の約8割が2疾患以上の慢性疾患を併存。
○ 3疾患以上の疾患を併存した割合が約6割。
○ 頻度の高い3疾患の組み合わせは、男性は以下の通り。
・高血圧・潰瘍性疾患・虚血性心疾患(12.4%)
・高血圧・脂質異常症・潰瘍性疾患(11.0%)
・高血圧・脂質異常症・虚血性心疾患(10.8%) 。
○ 女性では以下の通り。
・高血圧症・脂質異常症・潰瘍性疾患(12.8%)
・高血圧・潰瘍性疾患・脊椎/関節疾患(11.2%)
・高血圧・脂質異常症・変形性関節症/脊椎障害(10.7%)。
○ 多疾患を有する高齢者の特徴は、男性、85~89歳、医療費が1割負担、在宅医療を受けている、外来受
診施設数が多い、入院回数が多い、であった。

Mitsutake S, Ishizaki T, Teramoto C, Shimizu S, Ito H. Patterns of Co-Occurrence of Chronic
Disease Among Older Adults in Tokyo, Japan. Prev Chronic Dis. 2019 Jan 31;16:E11.

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