入-33.急性期入院医療について(その3) (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html |
出典情報 | 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》 |
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○ 診療ガイドラインにおいて、急性期脳卒中患者に対し、積極的なリハビリテーションを発症後できるだけ
早期から行うことがすすめられている。
脳卒中治療ガイドライン2021(一般社団法人日本脳卒中学会 脳卒中ガイドライン委員会)より抜粋
○ 合併症を予防し、機能回復を促進するために、24~48時間以内に病態に合わせたリハビリテーションの計画を立て
ることが勧められる(推奨度A、エビデンスレベル高)。
○ 十分なリスク管理のもとに、早期座位・立位、装具を用いた早期歩行訓練、摂食・嚥下訓練、セルフケア訓練などを
含んだ積極的なリハビリテーションを、発症後できるだけ早期から行うことがすすめられる(推奨度A、エビデンスレベ
ル中)。
○ 脳卒中急性期症例は、多職種で構成する脳卒中専門チームが、持続したモニター管理下で、集中的な治療と早期
からのリハビリテーションを計画的かつ組織的に行うことのできる脳卒中専門病棟であるStroke Unit(SU)で治療するこ
とが勧められる(推奨度A、エビデンスレベル高)。
○ リハビリテーションプログラムは、脳卒中の病態、個別の機能障害、日常生活動作(ADL)の障害、社会生活上の制限
などの評価およびその予後予測に基づいて計画することが勧められる(推奨度A、エビデンスレベル中)。
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