よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


入-33.急性期入院医療について(その3) (90 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00206.html
出典情報 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第6回 9/6)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和4年度診療報酬改定

Ⅲ-3

アウトカムにも着目した評価の推進-①

摂食嚥下支援加算の見直し②
➢ 経口摂取回復に係る効果的な取組を更に推進する観点から、要件及び評価を見直し、名称を摂食嚥下
機能回復体制加算に変更する。
摂食嚥下機能回復体制加算
摂食嚥下機能回復体制加算1
算定要件

摂食嚥下機能回復体制加算2

摂食嚥下機能回復体制加算3

対象患者

摂食嚥下支援チームによる摂食・嚥下機能回復に係る取組によって摂食機能又は嚥下機能の回復が見込まれる患者

算定可能な従事者

◆ 摂食嚥下支援チームの設置(ST以外は全員専任)
・医師又は歯科医師
・適切な研修を修了した看護師※又は専従の言語聴覚士

◆ 専任の医師、看護師又は言語聴覚士

(※摂食嚥下障害看護認定看護師、脳卒中看護認定看護師)

・管理栄養士
◆ カンファレンスに参加:その他職種も

施設基準

経過措置

算定対象とする医
療サービスの内容

①内視鏡下機能検査又は嚥下造影の結果に基づいて、摂食嚥下支援計画書を作成
②嚥下造影又は内視鏡下嚥下機能検査を実施(月1回以上)
③検査結果等を踏まえカンファレンスを実施(週1回以上)
④カンファレンスの結果に基づき、摂食嚥下支援計画書の見直し、嚥下調整食 の見直し等を実施

日数・回数の要件

1回/週

対象病棟・病床

摂食機能療法の算定可能医療機関

実績等

・鼻腔栄養、胃瘻、又は中心静脈
栄養の患者の経口摂取回復率
35%以上
・実績(FIM 及びFOIS)の記録
(全員・月に1回以上)

療養病床入院基本料のうち、療養病棟
入院料1又は入院料2を算定している
病床
・実績(FIM及びFOIS)の記録
(全員・月に1回以上)

・中心静脈栄養を実施している患者の
うち、「嚥下機能評価を実施の上、
嚥下リハビリテーション等を行い、
嚥下機能が回復し、中心静脈栄養を
終了した患者」が1年に2人以上
・実績(FIM及びFOIS)の記録
(全員・月に1回以上)

現に摂食嚥下支援加算を算定している医療機関については、半年間に限り、引き続き加算1を算定できる。

90