電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (105 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
参-図 11
持込無線 LAN が医療機関内で長時間利用されている例(モバイルルータ)
参-図 12
建物外から侵入する電波の例
無線 LAN の電波に干渉するような妨害波やレーダ等の電波状況を測定するためにスペク
トラムアナライザを用いた構成例を参-図 13 に示します。
参-図 13
スペクトラムアナライザによる電波測定の機器構成例
電波測定にはスペクトラムアナライザと無線 LAN が使用する電波の周波数帯域に対応し
たアンテナを用います。無線 LAN が使用する電波の周波数帯は大きく分けて、2.4~2.5GHz
帯、5.15~5.35GHz 帯及び 5.470~5.725GHz 帯の 3 帯域に分かれていますので、調査を行う
際には各帯域で行います。スペクトラムアナライザの分解能帯域幅は 1MHz 等の広帯域に設
定して感度が不足する場合等では増幅器を用います。また、電波状況の取りこぼしを無くす
ためにスペクトラムアナライザの最大値保持機能等を用います。さらに、時間帯の違いによ
る状況を確認するために、午前と午後等異なる時間帯で調査を行います。
98
関連画像
ページ内で利用されている画像ファイルです。