電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (92 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
参考1
電波について
●電波とは
電波は、「見たり、聞いたり、触れたり」することはできませんが、私たちの生活や経済
活動を支えてくれています。ここでは、電波とは具体的にどのようなものなのかを簡単に紹
介します。
「アンテナ」という金属などの導体に電流が流れると、電界と磁界が交互に発生しながら
空間を伝わっていく波が発生します。これを「電磁波」といい、光と同じ早さ(秒速約 30 万
km)で進みます。
電磁波が1秒間に振動する回数を「周波数」といい、Hz(ヘルツ)という単位が用いられ
ます。例えば1秒間に 300 万回振動する電磁波の周波数は 3M(メガ)Hz と言います。電波
は電磁波の一種で、3T(テラ)Hz 以下のものを言います。
電磁波には電波以外のものもあり、電波より高い周波数のものを、赤外線、太陽光(可視
光線)、紫外線、X(エックス)線、γ(ガンマ)線などと言ったりします。
参-図 1
電波と電磁波
なお、パソコンや携帯電話でよく聞く k(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)は、大
きな数字を簡単に表現するために使われる記号で、キロは 103(千)、メガは 106(100 万)、
ギガは 109(10 億)、テラは 1012(兆)を表します。
85
関連画像
ページ内で利用されている画像ファイルです。