電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (131 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》 |
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手術室
エリアの特徴|
▮ 生命維持管理装置や高度な医用電気機器が多く使用されている
▮ 電気メスなど強い電磁ノイズを発生する医用電気機器が使用されている
▮ 扉や什器に金属が多用されているため、外部の電波が届きにくい
エリア内の電波利用機器・医用電気機器の例|
携帯電話・PHS 等(スタッフ用)
電子カルテ端末・医療業務用端末(業務用無線 LAN 利用)
医用電気機器(生命維持管理装置、電気メスなど)
適正な電波利用のための対策実施例|
❒ 携帯電話・PHS 等(スタッフ用)
▮ スタッフへ医用電気機器への影響の防止に関する教育を実施するとともに、医用電
気機器との離隔距離を設定する(詳細は、p.87 を参照)
▮ 医用電気機器の上やすぐそばには絶対に置かない
❒ 電子カルテ端末・医療業務用端末(業務用無線 LAN 利用)
▮ 周波数の選択、無線チャネル設計、無線 LAN AP の配置等を適切に行う
(電波が届かない場合、手術室内に無線 LAN AP を設置し適切な出力に調整)
▮ 定期的に電波環境の調査を行い、受信エリアを確認する
▮ 管理外の無線 LAN AP(Wi-Fi モバイルルータ等含む)の設置は禁止する
▮ 端末を医用電気機器の上やすぐそばには絶対に置かない
❒ 医用電気機器(生命維持管理装置など)
▮ アラーム時に電波の影響の可能性がある場合は電波利用コーディネータに連絡する
▮ 医用電気機器の無線通信機能に関しては、他の業務用無線 LAN への干渉に注意する
スタッフ用携帯電話・PHS 等の利用ルールの設定
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適切な無線 LAN AP の配置・出力の調整
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