電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (74 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
携帯電話事業者における留意事項
医療機関が携帯電話を導入する際には、以下のような事項にも留意しましょう。
表 15
携帯電話導入の際の留意事項(携帯電話事業者)
サービス提案・技術的支援等
サービス提案など
提供可能なサービスを提案するとともに、携帯電話端末が発する電
波が医用電気機器に干渉を与える可能性があることを医療機関へ説
明しましょう。
医療機関が希望した場合、医療機関内の電波レベルを一定以上確保
するため、医療機関と連携し、ニーズと実態に即した適切な通信イ
ンフラ(基地局、中継局、フェムトセル等)を整備することを検討
しましょう。
その際、医用電気機器へ与えるおそれのある影響、工期、コストな
どについて医療関係者の十分な理解と協力が必要となりますので、
十分な説明を行いましょう。
技術的支援
電波環境調査や通信インフラの導入及び電波環境の管理に当たっ
て、必要に応じて技術的側面からのアドバイスや情報共有を行いま
しょう。
エリア設計
対策に必要な詳細調査及び屋内用基地局/屋外基地局のエリアを設計しましょう。
保守・点検に際しては、以下のような事項についても留意しましょう。
表 16
携帯電話保守・点検の際の留意事項(携帯電話事業者)
保守・点検
携帯電話設備の保守・点検の実施や、必要に応じた医療機関へのアドバイスや情報を提供しましょう。
67