電波環境協議会による「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改訂版)」(令和3年7月)について (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00010.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和3年度第2回 3/16)《厚生労働省》 |
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① 電波が十分に届かない
○ 建物の増築・改修、設備の改修、移設、病床区分の変更等により、電波が届かなくなる。
[対策] 電波環境調査(3-2.
(3)及び参考3(2)を参照)で受信可能エリアを
確認する
必要な場合、アンテナの増設を行う
アンテナ工事図面の保管・更新を併せて実施
○ 建物の壁や梁等の建築構造上の問題でアンテナ位置が適切でないため電波が届かない。
[対策] 建築設計段階からアンテナの設置を考慮し、貫通口や配線用電線管を設置
ホイップアンテナを天井下に出して設置
アンテナ工事図面の保管・更新を併せて実施
○ アンテナシステムの経年劣化(老朽化)による受信信号レベルの低下やシステムノイズ
の増加によって受信信号の質が劣化する。
[対策] アンテナシステムの修繕(増幅器、配線の交換等)
アンテナ工事図面の保管・更新を併せて実施
○ 電波の遮へい(金属扉や病棟の食事配膳カート等)によって電波が届かない場所が発生。
[対策] 日常点検時に画面の波形が適正に表示されているかを確認
さらに、頻繁に発生する場合には、アンテナの増設等を検討する
出典)PMDA 医療安全情報 No.29 改訂版 7
図 20
7
電波が十分に届かない(受信不良)の事例
医薬品医療機器総合機構 PMDA 医療安全情報 No.29 改訂版(2020 年 4 月)
「セントラルモニタ、ベッドサイドモニタ等の取扱い時の注意について」
21
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