よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2 第3期健康・医療戦略(案) (20 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/suisin/suisin_dai49/gijisidai.html
出典情報 健康・医療戦略推進本部(第49回 2/18)《首相官邸》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.3-4 創薬・医療機器創出エコシステムの構築、イノベーション人材力の強化
医薬品・医療機器の研究開発には、製薬企業だけでなく、AI 等のデジタル技術や
量子技術、異分野融合等を扱うスタートアップ、VC 等、多くのプレイヤーの参入が
必要であり、我が国において世界レベルの研究開発を進めることができる創薬・医
療機器創出エコシステムを構築することが必要である。
今後官民が連携しないことには、安定的な医薬品・医療機器の開発、事業化の継
続は困難であり、そのための官民の役割分担・連携や、長期(医薬品・医療機器は
10 年程度)にわたる研究開発期間に対する民間事業者の予見性を向上させるための
方策が必要である。
創薬・医療機器創出エコシステムを構築するため、スタートアップ、VC、アクセ
ラレーター、企業、CDMO、アカデミア等の多様なプレイヤーが連携するネットワー
クを形成し、オープンイノベーションによる水平分業型の創薬・医療機器創出エコ
システムを構築する。その際、外資系の企業や VC の我が国への呼び込みを行い、我
が国の研究シーズを実用化につなげる可能性を高める。一国だけで創薬・医療機器
創出を円滑に実施することは困難であり、国内外の企業・アカデミアによる共同研
究・開発の推進も考慮する。AMED による諸外国のファンディング機関との共同ファ
ンディングによる開発推進も検討していく。
さらに、この創薬・医療機器創出エコシステムが吸引力となり、世界中の人材・
資金・シーズを集めることによって、我が国がアジアにおける創薬・医療機器創出
イノベーションのハブとなることを目指す。
医療機器については、臨床現場のニーズに応じた研究開発、改良・改善が重要で
あり、大学等の研究開発拠点や開発支援拠点の整備による応用研究・試作開発の加
速、及びそのための安全性と有効性を評価する実験系・評価系の開発による非臨床
評価・臨床評価の適切な実施が期待されている。今後、医療機器の研究開発を更に
促進するためにも、より多くのステークホルダー間の有機的なつながりを構築して
いくことが重要であるため、これまでの取組や各拠点の機能及び拠点間の連携を一
層強化し、大学等に設置した拠点が医療機器創出に係るイノベーションのハブとな
ることで、エコシステムの構築を促進する。
アカデミアや研究機関の研究成果を実用化に結び付けていくため、海外を含む多
様なプレイヤーと連携しながら、出口志向型の研究開発をリードできるアクセラレ
ーター人材を確保するとともに、シード段階、アーリー段階からのスタートアップ
支援を行う。さらに、非臨床研究、臨床研究、社会実装までの各段階においても、
様々なプレイヤーが連携することで、事業化、産業化を促進する。
創薬や医療機器創出のイノベーションにおいて、データの利活用、DX は重要な要
素である。AI 創薬・ゲノム創薬、SaMD の開発で必要となる、医療情報の基盤構築・
利活用促進や、データ処理能力・品質の向上、AI・DX・RWD を活用した異分野融合
による創薬・医療機器創出の環境整備、社会実装を推進する。
2.3-5 アジア健康構想・アフリカ健康構想・グローバルヘルス戦略の一体的な
推進
アジア健康構想及びアフリカ健康構想によるこれまでの成果や、これまでに構築
した二国間信頼関係を発展させた保健・医療分野でのグローバルサウス諸国との連
携と「グローバルヘルス戦略」を組み合わせることで、日本企業によるグローバル
サウス諸国の健康・医療市場におけるビジネス獲得、健康・医療面での経済安全保
障の確立を見据えたインド太平洋諸国とのパートナー関係醸成、さらには、日本式
16