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資料1-2 第3期健康・医療戦略(案) (46 ページ)

公開元URL https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kenkouiryou/suisin/suisin_dai49/gijisidai.html
出典情報 健康・医療戦略推進本部(第49回 2/18)《首相官邸》
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(ヘルスケアスタートアップ振興)
・ 国内・海外それぞれの観点から日本のヘルスケアスタートアップエコシステム
の抜本的強化を目指す。国内においては、エビデンス・ビジネスモデルの構築等
の社会実装支援を担う地域拠点を整備していく。海外においては、エビデンス・
ビジネスモデル構築や薬事対応等を支援するプログラムを海外医療機関やアク
セラレーター等と連携して提供していくとともに、ヘルスケアに特化したグロー
バルイベントを開催し、国内及び海外 VC や事業会社等とのマッチングの機会を
創出する。こうした一連の取組を通じて、ヘルスケア分野でのイノベーションを
促進し、社会課題の解決及び国民の健康増進に資する新たなヘルスケアサービス
の社会実装実現を目指す。
(経)
・ 医療機器・ヘルステック分野における、スタートアップによるイノベーション
創出を促進し、アンメットメディカルニーズの特定や、それを解決するための技
術シーズの発掘を目指す。
(経)
4.6-2 国際展開の推進
○ アジア健康構想の推進(◎戦略室、健、総、法、外、財、文、厚、農、経、国)
アジア健康構想を推進する上では、それぞれの国・地域の保健課題を踏まえ、以
下のような事例のうち現地のニーズに基づいた適切な取組の充実を図る。
(高齢化等に伴う諸課題への対応)
・ 今後急激に高齢化するアジアにおける国々に対し、我が国の知見を共有しなが
ら、現地のニーズに沿った形での我が国の国際的な健康・医療・介護の拠点及び
サービスの更なる進出を支援することで、プライマリーヘルスケアの推進を通じ
た UHC の達成に貢献する。さらに、これらの拠点を触媒とし、予防・健康維持や
衛生設備等の健康な生活を支えるサービスといった日本企業の強みを活かした
裾野の広いヘルスケアサービスに関する我が国の事業者の国際展開を推進する。
・ アジアにおいて医療・介護の中核的な役割を担うことが期待される人材の育成
を推進する。特に、介護については、高齢者保健分野に関する様々な国際的な議
論の場での積極的な知見の共有を通じた我が国の国際的なプレゼンスの向上や、
海外の人材の日本語習得環境の充実を通じて、我が国の介護を学びたいという外
国人介護人材を増やす。さらに、外国人介護人材が母国に還流した後も、我が国
のアジアへの健康・医療関連産業の展開に、これらの人材とのつながりを最大限
活用することを目指す。
(産業・社会基盤の整備)
単なる医療機器や医薬品の我が国からの供給にとどまらず、それらの研究開発、
製造、流通、安全規制、適正使用等に求められる社会的基盤の整備を、各国のニー
ズに応じ、日本企業が強みを活かせる形で推進することで、我が国の医療技術への
信頼を高めながらビジネス展開を行う。
(規制調和の推進)
「アジア医薬品・医療機器規制調和グランドデザイン」に基づき、アジアにおけ
る医薬品、医療機器、再生医療等製品のアクセス向上に向け、厚生労働省・PMDA と
海外当局との協力関係の強化、アジアにおける臨床研究・治験のネットワークを構
築するための拠点整備及び人材の育成を行うこと等によりアジア各国との規制調
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