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資料1 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00052.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第126回 4/8)《厚生労働省》
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就労系障害福祉サービス事業所による現行の「アセスメント」の状況

• H28年度厚生労働科学研究の報告によれば、就労継続支援B型を希望して就労移行支援事業者による就労アセスメントを受けた者のう
ち、1割強の者が一般就労、就労移行支援、就労継続支援A型等の他の進路に繋がっている。(下図1参照)
• 一方、B型事業所に進むことが利用者・支援者間でほぼ決まっており、B型事業所を利用する前提でアセスメントが行われている可能
性があることも指摘されている。
• 就労アセスメントを実施する障害者就業・生活支援センターについては、アセスメント担当者の就労アセスメント技術の向上も重要な
要素として捉えられている旨指摘されている。
• 地方自治体からの報告(平成30年度実施)によれば、就労移行支援及び就労継続支援A型について、暫定支給決定後に支給内容を変
更・調整を行った件数が一定数あり、また、本支給決定に先立って行うべき暫定支給決定が行われていないケースがある。(下表1参
照)

図1:当初就労継続支援B型を希望した者のアセスメント後の進路
在学中

その他

不明

1%

11%

7%

一般就労

就労移行支援

2%

8%

進学

表1:就労移行支援と就労継続支援A型の利用に係る暫定支給決定等の実施状況

就労継続支

0%

援A型

その他の福祉

1%

サービス
1%
生活介護

就労継続

2%

支援B型
67%
N=1,578人(回答した就労移行支援事業所数は704)

平成28年度厚生労働科学研究費補助金「就労アセスメント実施者に対する研修カリキュラム構築のための調査研究」

市町村における支給決定及び就労ニーズにかかる自治体報告結果(平成30年度)

厚生労働省障害福祉課調べ

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