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資料1 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00052.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第126回 4/8)《厚生労働省》
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新たなサービスにおけるアセスメントで活用するツールの概要
JEEDにて開発中の以下のアセスメントツール(就労支援のためのアセスメントシート)を標準的なツールとして
活用することを想定している。

※以下は試作版の内容。令和4年度に試用評価を行い、年度末の完成を目指している。

ツールの特徴




支援者が一方的に評価をするのではなく、本人と支援者が
協同でアセスメントを行う。
課題点に留まらず、ストレングス(強み)を併せて整理す
る。
本人の状況に留まらず、本人と環境との相互作用の視点か
ら必要な支援や配慮を整理する(支援・配慮がある場合の
状況のチェック、就労継続のための望ましい環境の検討、
等 )。

ツールの構成

ツールの使用方法
① 個別面談を通じて、就労に関する希望・ニーズを整理(33項目)
② 作業場面や職場実習により確認された情報等に基づき、就労のた
めの作業遂行・職業生活・対人関係の現状について本人が自己評
価した上で、支援者と協議して協同評価を実施(必須17項目、選

択27項目)
③ 就労継続のための望ましい環境をさまざまな角度からチェックし、
必要な支援や配慮について本人と支援者と協議して取りまとめ
(53項目)

就労に関する希望・ニーズ
例:「一般就職を希望していますか、一般就職以外の就労や訓練で希望するものは

例:「相手や場に応じた挨拶や返事をする」、 「同僚や上司と会話する」、

対人
関係

「質問・報告(作業の終了、失敗等)・連絡・相談をする」

ありますか。」、「どのような働き方(労働日数・労働時間・休日)を希望します

か。」、「職場で希望する配慮やお願いしたいことはどのようなことですか。」

就労のための作業遂行・職業生活・対人関係の現状
作業
遂行

職業
生活

例:「指示された手順に従って作業する」、「安全に作業する」、「決めら

れた時間内に与えられた仕事を仕上げる」
例:「職場の規則を守る」、「やむを得ない理由(通院、体調不良、電車の
遅れ等)以外の遅刻・早退・欠席(欠勤)がない」、「体調に気をつける」

就労継続のための環境(必要な支援や配慮)
例:10.職場の人間関係
以下の項目について支援・配慮が必要であるかを検討する。


職場の人間関係の維持



上司・同僚や職場の支援者の異動時の引継ぎ



苦手とする職場の対人コミュニケーションや対人マナー



上記☑について、望ましい(避けた方がよい)環境や必要な支援・配慮について

記載する。(自由記述)

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