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資料1 (20 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00052.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第126回 4/8)《厚生労働省》 |
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アセスメントを活用した本人支援の取組例
鳴門市(就労移行支援の利用の更新時にケース会議を実施した事例)
• 就労移行支援の利用の更新時に、市協議会就労支援部会において多機関連携によるケース会議を
実施し、これまでの状況報告と今後の一般就労に向けた取組について、本人・就労移行支援事業
所のプレゼンに対して、必要な助言を行う。
• このような取組を通じて、今後の支援計画の再検討など、より具体的な一般就労に向けた方策の
検討につながり、就労移行支援の利用を3年に延長した者の就職実績の増加につながっている。
就労移行支援を利用中(発達障害)で3年目の利用に向けた更新時アセスメントの事例
3年目利用に向けた更新申請
•
•
就労移行支援の
2年間の支給決
定の期限を迎
え、本人より支
給決定更新の申
請
支給決定の更新
の審査の参考と
するため、市が
ケース会議の開
催へ。
多機関連携によるケース会議の実施
【参集者】本人、就労移行支援事業
所、市、就労支援部会コアメンバー
(相談支援、他の就労移行支援事業
所、ハローワーク、就業・生活支援センター)、
職業センター
【本人よりプレゼン】就労移行支援事
業所で取組んできた内容、引き続き一
般就労に向けて継続したい意向を説明
【就労移行支援事業所よりプレゼン】
これまでの支援内容、今後の一般就労
に向けた支援計画について説明。スマ
ホの使いすぎ等生活面の課題も大き
く、一般就労はまだ早いと考え、これ
まで職場実習等は未実施。
【意見交換】
・現状の生活面の課題への対
処について、参加者より助
言。
・一方、通所が安定してお
り、作業面等でも大きな問題
はない。実習を行い企業の評
価も受けながら、課題への対
処を並行してはどうか。
・まずはハローワークに求職
登録を行い、障害者求人も踏
まえて実習先の開拓を行って
はどうか。
その後の経過
•
•
•
•
•
ケース会議での検討を踏まえて、支給
決定を更新し、就労移行支援を継続
ケース会議を経て、本人も一般就労へ
の意欲が増し、早速ハローワークで求
職登録。
障害者求人を中心に、求人の検討や、
職場見学を経て、職場実習を複数回実
施。事業所が思うほど企業の評価は悪
くなく、生活面の意識付けにもつな
がった。
職場実習の際には就業・生活支援セン
ターも協力し、職場における支援をサ
ポート
更新後半年ほどで就職。
• ケース会議で事業所等がプレゼンを行う過程で、これまでの振り返りや今後の支援のあり方の見直しができ、本人の意欲にも繋がる。
• ケース会議において、多機関連携による多様な視点から今後の支援のあり方が検討され、今後の支援の選択肢の幅が広がる。
• ケース会議に参加する他の就労移行支援事業所・相談支援事業所にとっても、各事業所での支援の参考や振り返りに繋がる。
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鳴門市(就労移行支援の利用の更新時にケース会議を実施した事例)
• 就労移行支援の利用の更新時に、市協議会就労支援部会において多機関連携によるケース会議を
実施し、これまでの状況報告と今後の一般就労に向けた取組について、本人・就労移行支援事業
所のプレゼンに対して、必要な助言を行う。
• このような取組を通じて、今後の支援計画の再検討など、より具体的な一般就労に向けた方策の
検討につながり、就労移行支援の利用を3年に延長した者の就職実績の増加につながっている。
就労移行支援を利用中(発達障害)で3年目の利用に向けた更新時アセスメントの事例
3年目利用に向けた更新申請
•
•
就労移行支援の
2年間の支給決
定の期限を迎
え、本人より支
給決定更新の申
請
支給決定の更新
の審査の参考と
するため、市が
ケース会議の開
催へ。
多機関連携によるケース会議の実施
【参集者】本人、就労移行支援事業
所、市、就労支援部会コアメンバー
(相談支援、他の就労移行支援事業
所、ハローワーク、就業・生活支援センター)、
職業センター
【本人よりプレゼン】就労移行支援事
業所で取組んできた内容、引き続き一
般就労に向けて継続したい意向を説明
【就労移行支援事業所よりプレゼン】
これまでの支援内容、今後の一般就労
に向けた支援計画について説明。スマ
ホの使いすぎ等生活面の課題も大き
く、一般就労はまだ早いと考え、これ
まで職場実習等は未実施。
【意見交換】
・現状の生活面の課題への対
処について、参加者より助
言。
・一方、通所が安定してお
り、作業面等でも大きな問題
はない。実習を行い企業の評
価も受けながら、課題への対
処を並行してはどうか。
・まずはハローワークに求職
登録を行い、障害者求人も踏
まえて実習先の開拓を行って
はどうか。
その後の経過
•
•
•
•
•
ケース会議での検討を踏まえて、支給
決定を更新し、就労移行支援を継続
ケース会議を経て、本人も一般就労へ
の意欲が増し、早速ハローワークで求
職登録。
障害者求人を中心に、求人の検討や、
職場見学を経て、職場実習を複数回実
施。事業所が思うほど企業の評価は悪
くなく、生活面の意識付けにもつな
がった。
職場実習の際には就業・生活支援セン
ターも協力し、職場における支援をサ
ポート
更新後半年ほどで就職。
• ケース会議で事業所等がプレゼンを行う過程で、これまでの振り返りや今後の支援のあり方の見直しができ、本人の意欲にも繋がる。
• ケース会議において、多機関連携による多様な視点から今後の支援のあり方が検討され、今後の支援の選択肢の幅が広がる。
• ケース会議に参加する他の就労移行支援事業所・相談支援事業所にとっても、各事業所での支援の参考や振り返りに繋がる。
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