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資料1 (76 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00052.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第126回 4/8)《厚生労働省》 |
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第112回労働政策審議会障害者雇用分科会(R3.12.1)資料2
ハローワークにおけるアセスメントの現状と今後
ハローワークでは、個々の求職者の特性と状況について一定のアセスメントを行い、必要な支援を提供している。今後は、求職者の強みを活かしつつ、就
職実現と就職後の雇用の質の向上に向けて、より効果的な支援に結びつけられるよう、運用の強化を図る。
■現在、ハローワーク(HW)で行っているアセスメント支援について
★今後、拡充していく必要があるアセスメント支援について
来所時のアセスメント
■求職者情報の収集や相談記録の作成を通じて、就労する上で必要な配慮の把握や就労困難性の評価を行っている。
★上記に加え、本人の強みの評価を主眼としてアセスメントを行っていく。
就労系障害福祉サービス
(就労継続支援A型・B型事業所、
就労移行支援事業所等)
支援に向けたアセスメント
初回面談した職員が上記の「来所時のアセスメント」を踏まえて、どのような支援が効果的か見立てている。
■必要に応じて、その見立ての妥当性を組織的に再評価している。
★再評価するかどうかの一定の基準・考え方を整理し、それに則り組織的に再評価していく。
就職準備ができている
求職者向けのアセスメント
■求人と本人の適合性について評
価している。
★上記に加え、求人と本人の適合
性とにギャップがある場合であっ
ても、就職実現を果たすことがで
きるよう、環境面の配慮も意識し
て、必要な支援について見立てて
いく。
支援機関
障害者就業・生活支援センター、地域障害者職業
センター等で、より専門的なアセスメントの実施
就職準備ができていない求職者向けのアセスメント
【支援機関を利用している者】
■障害者就業・生活支援センター、
地域障害者職業センター、就労系障
害福祉サービス事業者等、支援機関
と必要な連携を図っている。
★アセスメントの内容について擦り
合わせを行なう等、一層の連携を図
る。
【支援機関を利用していない者】 【支援機関を利用していない者
(うち、精神・発達障害者)】
■面談による聞き取りを通じて、
本人の課題(障害受容が不十分
等)を把握している。
★精神障害者雇用トータルサポー
ター等のノウハウを共有し、他の
職員等でも更なるアセスメントを
行っていく。
■以下を通じて、精神障害者トータルサポー
ター等の更なるアセスメントを実施している。
・面談による課題やニーズ等の詳しい聞き取り
・就労パスポート等の作成支援
・MSFAS等のアセスメントツールの活用
・職場実習・就職準備プログラムの実施
・他機関が実施した準備支援等の情報共有
■それぞれのアセスメントを踏まえ、担当職員が支援プロセスを見直し、必要に応じて、組織的に確認。
★組織的な確認を一定期間毎に行っていく。(その結果、必要に応じて、HW以外の支援機関や就労系障害福祉サービス事業者へ誘導していく。)
v
【主な支援】 職業相談、職業訓練、職場実習、職業紹介、支援機関や就労系障害福祉サービス事業者との連携
v
★アセスメントツールの活用を含む専門的なアセスメント手法を、より多くの場面で実施できるよう、研修を通してHWの職員等の専門性を高めていく。
就職後のモニタリング
■電話等で定着状況について把握している。
■必要に応じて事業所を訪問し、事業主と障害者双方の意見を確認しながら、職場適応に向けた助言を行っている。
★事業所訪問や職場適応に向けた助言を行う必要があるかどうかの判断について、一定の基準・考え方を整理していく。
★定着状況や本人の希望を踏まえ、適時アセスメントを実施し、業務範囲や勤務時間の拡大等のキャリアアップに向けて、双方に対して支援していく。 75
ハローワークにおけるアセスメントの現状と今後
ハローワークでは、個々の求職者の特性と状況について一定のアセスメントを行い、必要な支援を提供している。今後は、求職者の強みを活かしつつ、就
職実現と就職後の雇用の質の向上に向けて、より効果的な支援に結びつけられるよう、運用の強化を図る。
■現在、ハローワーク(HW)で行っているアセスメント支援について
★今後、拡充していく必要があるアセスメント支援について
来所時のアセスメント
■求職者情報の収集や相談記録の作成を通じて、就労する上で必要な配慮の把握や就労困難性の評価を行っている。
★上記に加え、本人の強みの評価を主眼としてアセスメントを行っていく。
就労系障害福祉サービス
(就労継続支援A型・B型事業所、
就労移行支援事業所等)
支援に向けたアセスメント
初回面談した職員が上記の「来所時のアセスメント」を踏まえて、どのような支援が効果的か見立てている。
■必要に応じて、その見立ての妥当性を組織的に再評価している。
★再評価するかどうかの一定の基準・考え方を整理し、それに則り組織的に再評価していく。
就職準備ができている
求職者向けのアセスメント
■求人と本人の適合性について評
価している。
★上記に加え、求人と本人の適合
性とにギャップがある場合であっ
ても、就職実現を果たすことがで
きるよう、環境面の配慮も意識し
て、必要な支援について見立てて
いく。
支援機関
障害者就業・生活支援センター、地域障害者職業
センター等で、より専門的なアセスメントの実施
就職準備ができていない求職者向けのアセスメント
【支援機関を利用している者】
■障害者就業・生活支援センター、
地域障害者職業センター、就労系障
害福祉サービス事業者等、支援機関
と必要な連携を図っている。
★アセスメントの内容について擦り
合わせを行なう等、一層の連携を図
る。
【支援機関を利用していない者】 【支援機関を利用していない者
(うち、精神・発達障害者)】
■面談による聞き取りを通じて、
本人の課題(障害受容が不十分
等)を把握している。
★精神障害者雇用トータルサポー
ター等のノウハウを共有し、他の
職員等でも更なるアセスメントを
行っていく。
■以下を通じて、精神障害者トータルサポー
ター等の更なるアセスメントを実施している。
・面談による課題やニーズ等の詳しい聞き取り
・就労パスポート等の作成支援
・MSFAS等のアセスメントツールの活用
・職場実習・就職準備プログラムの実施
・他機関が実施した準備支援等の情報共有
■それぞれのアセスメントを踏まえ、担当職員が支援プロセスを見直し、必要に応じて、組織的に確認。
★組織的な確認を一定期間毎に行っていく。(その結果、必要に応じて、HW以外の支援機関や就労系障害福祉サービス事業者へ誘導していく。)
v
【主な支援】 職業相談、職業訓練、職場実習、職業紹介、支援機関や就労系障害福祉サービス事業者との連携
v
★アセスメントツールの活用を含む専門的なアセスメント手法を、より多くの場面で実施できるよう、研修を通してHWの職員等の専門性を高めていく。
就職後のモニタリング
■電話等で定着状況について把握している。
■必要に応じて事業所を訪問し、事業主と障害者双方の意見を確認しながら、職場適応に向けた助言を行っている。
★事業所訪問や職場適応に向けた助言を行う必要があるかどうかの判断について、一定の基準・考え方を整理していく。
★定着状況や本人の希望を踏まえ、適時アセスメントを実施し、業務範囲や勤務時間の拡大等のキャリアアップに向けて、双方に対して支援していく。 75