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資料1 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000195428_00052.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第126回 4/8)《厚生労働省》
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新たなサービスにおける支援内容・流れの具体的なイメージ
例2:離転職を繰り返しており、課題の整理と今後の進路選択にアセスメントを活用した想定事例
イメージ
(新たなサービスを就労

精神障害の事例

●経緯:20代大卒女性、統合失調症。離転職を繰り返している。家族などから就労系サービスの利用を勧奨。

開始時に利用する場合)

ニーズの把握
必要な情報提供等

作業場面での
状況把握









協同して状況
を整理

〇実施形式:就労移行支援の作業場面・施設外就労場面を活用(4週間)





















●希望:体調を崩して短期間で離職することが続き、何が原因になっているのか自分でも分からない。次
は失敗しないよう、時間を掛けても慎重に検討したい。一般就労を希望するが、周囲からはA型やB型を
含めて福祉サービスの利用も勧められており、迷っている。
○情報提供(新たなサービスの指定事業所):就労系サービスの詳細と、雇用施策の就労支援機関について情報
提供。

○作業内容:(事業所内 2週間)PC入力作業/事務作業/製菓作業
:(施設外就労2週間)介護施設での清掃作業
日々の作業終了時・最終日に振り返りを実施し、以下の点について確認(本人、新たなサービス の指定事業
所)。課題は本人にとって指摘されて初めて気づき、これが続かなかった要因の一つと思い至ったとの
こと。
●強み:作業理解スムーズ、スピード・正確性あり。
●課題:判断を求められると混乱して不安が強くなる。不安・緊張が強まった際などに通算3日欠席。
●必要な配慮:短時間から段階的な時間延長、慣れるまでの声かけ・作業の定型化等の配慮が必要。

○参加者:本人、市町村、新たなサービス、計画相談支援、精神科ソーシャルワーカー
多機関連携
ケース会議

就労系サービス事業
者等との連絡調整

○方向性の提案(新たなサービスの指定事業所):配慮が得やすく、判断が求められにくい環境なら一般就労の可能性有
り。ただし、不安が強く自信がないなら、就労移行支援で一定期間訓練の上で、就職を目指す方法もあり。
○意見交換:本人「失敗を避けたい思いが強い」。ソーシャルワーカー・相談支援の勧めもあり、就労移行
支援を利用する方向に。
○支給決定(市町村):就労移行支援
○本人からの求めに応じて、複数の就労移行支援事業所を情報提供し、連絡調整を実施(新たなサービスの指定事
業所)→見学実施→就労移行支援事業所の利用へ。
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