【資料No.1】2.5_臨床に関する概括資料 (96 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26901.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第3回 7/20)、医薬品第二部会(令和4年度第6回 7/20)(合同開催)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
図 2.5.4.3-4
2.5 臨床に関する概括評価
RT-PCR 陰性が最初に確認されるまでの時間の Kaplan-Meier 曲線:Phase 2b
Part (ITT1 集団)
出典:5.3.5.1-01_T1221 CSR (Phase 2b Part)_Table 14.2.12.1.1.1
<Phase 2a Part>
Phase 2a Part の軽症/中等症及び無症候の SARS-CoV-2 感染者 (ITT 集団) における RT-PCR 陰
性が最初に確認されるまでの時間及びその Kaplan-Meier 曲線を,それぞれ表 2.5.4.3-22 及び図
2.5.4.3-5 に示す.Phase 2a Part の定性 RT-PCR 法では,Ct 値が 36 未満の検体を RT-PCR 陽性,
Ct 値が 36 以上の検体を RT-PCR 陰性と判定した.これに基づき,RT-PCR 陰性が最初に確認さ
れるまでの時間を算出した.
軽症/中等症及び無症候の SARS-CoV-2 感染者を併せた全集団における RT-PCR 陰性が最初に
確認されるまでの時間は,いずれの群でも一部の被験者で陰性までの時間が長かったものの,
プラセボ群と比較して 375/125 mg 群及び 750/250 mg 群では,中央値 (RT-PCR 陰性の被験者の
割合が 50%となるまでの時間) として約 120 時間 (5 日) 短縮した.
軽症/中等症の SARS-CoV-2 感染者における RT-PCR 陰性が最初に確認されるまでの時間は,
いずれの群でも一部の被験者で陰性までの時間が長かったものの,プラセボ群と比較して
375/125 mg 群及び 750/250 mg 群では,中央値 (RT-PCR 陰性の被験者の割合が 50%となるまで
の時間) として約 120 時間 (5 日) 短縮した.無症候の SARS-CoV-2 感染者については,例数が
少なく,傾向を考察できなかった (2.7.3.6 項参照).
- 96 -