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【資料4】生物学的製剤基準の一部改正について (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32183.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第8回 3/24)《厚生労働省》
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風トキソイドとし,検体及び標準品の希釈は生理食塩液による
.3.2.5.1.3の検体の力価は 18 国際単位/mL 以上と
する.
(削る)

(削る)

3.2.10.3.1 毒素攻撃法
3.2.10.3.1.1 材料
検体,標準沈降破傷風トキソイド(以下「標準品」と
いう.)及び適当な毒素液を用いる.検体及び標準品の
希釈は,生理食塩液に,また,毒素液の希釈は,0.2w/
v%ゼラチン加 0.017mol/Lリン酸塩緩衝塩化ナトリウ
ム液(pH7.0)による.
3.2.10.3.1.2 試験
検体及び標準品をそれぞれ希釈し,対数的等間隔の段
階希釈を作る.
体重 300~400gのモルモット又は5週齢のマウス 10 匹
以上を1群とする.検体及び標準品の各希釈に1群ずつ
を用い,1匹当たりモルモットでは2mL,マウスでは
0.5mL を1回皮下に注射する.免疫注射の4~6週間後に
,それぞれのモルモットを約 50LD50 の毒素で,又はそれぞ
れのマウスを約 100LD50 の毒素で攻撃して,4日間観察す
る.また,非免疫対照群の体重 400~600gのモルモット
又は免疫マウスと週齢をあわせたマウス3匹以上を1群
とし,その3群以上を用いて攻撃に用いた毒素の LD50 数を
測定するとき,その値は,モルモットでは 25~100,マウ
スでは 50~200 でなければならない.
3.2.10.3.1.3 判定
試験の成績を統計学的に処理して比較するとき,検体
の力価は 18 国際単位/mL 以上でなければならない.
3.2.10.3.2 血中抗毒素価測定法
3.2.10.3.2.1 材料
検体,標準品及び結合価既知の毒素液を用いる.これ
らの希釈は3.2.10.3.1.1を準用して行う.

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