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【資料4】生物学的製剤基準の一部改正について (43 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32183.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第8回 3/24)《厚生労働省》
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って検査するとき,他の細菌の混入を認めてはならない.
2.2.2.2.2 精製
ろ過等により菌体及び菌体残渣を除き,塩析法その他適当
な方法により精製し,精製CRM197 とする.精製CRM197 に
ついて,3.1.2の試験を行う.
2.2.3 担体たん白質結合型インフルエンザ菌b型多糖体
適当な方法でインフルエンザ菌b型多糖体を活性化し,精製破
傷風トキソイド又は精製CRM197 と共有結合させ,適当な方法に
より精製したものを原液とする.
原液について,3.2の試験を行う.

2.3 最終バルク及び乾燥
原液を必要に応じて希釈して最終バルクを作る.この際,適当

な賦形剤等を加えることができる.最終バルクは3.3.4の試
験に適合するように希釈する.最終バルクを分注し,凍結乾燥す
る.
3 試験
3.1 担体たん白質の試験
担体たん白質の種類に応じて3.1.1又は3.1.2の試験
を行う.
(削る)

3.1.1 精製破傷風トキソイドの試験
3.1.1.1 無毒化試験及び毒性復帰試験
破傷風トキソイド3.1.3を準用した試験又は次の試験を
行うとき,適合しなければならない.
3.1.1.1.1 無毒化試験
検体を 800Lf/mL に希釈し,体重 250~350gのモルモット

2.2.3 破傷風トキソイド結合インフルエンザ菌b型多糖
エチルジメチルアミノプロピルカルボジイミド(以下「EDA
C」という.)存在下,PRP‐AHと濃縮破傷風トキソイドと
を結合させ,ショ糖密度勾配遠心分画法で精製する.これを緩衝
液等で希釈したものを破傷風トキソイド結合インフルエンザ菌b
型多糖(以下「PRP‐T」という.)液とし原液とする.
原液について,3.3の試験を行う.
2.3 最終バルク及び乾燥
原液を必要であれば希釈して最終バルクを作る.この際,適当

な賦形剤等を加えることができる.最終バルクは3.4.5の試
験に適合するように希釈する.最終バルクを分注し,凍結乾燥す
る.
3 試験
3.1 PRP‐AH液の試験
(新設)
3.1.1 シアン化物含量試験
日本薬局方一般試験法のガスクロマトグラフィーを準用して,
PRP‐AH液のシアン化物含量を求めるとき,5µg/mL 以下
でなければならない.
3.2 濃縮破傷風トキソイド液の試験
3.2.1 無毒化試験及び毒性否定試験
(新設)
3.2.1.1 無毒化試験
最終バルクの濃度と推定される濃度である 15Lf/mL になる

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