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【資料4】生物学的製剤基準の一部改正について (42 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32183.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第8回 3/24)《厚生労働省》 |
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インフルエンザ菌b型株を培養する.培養終了後,適当な培
養法によって検査するとき,他の細菌の混入を認めてはならな
い.
2.2.1.2 精製
培養液を遠心分離して得られた培養上清から適当な方法で
きょう
莢 膜多糖体を精製し,インフルエンザ菌b型多糖体とする.
(削る)
2.2.2 担体たん白質
2.2.2.1又は2.2.2.2による.
2.2.2.1 破傷風トキソイド
2.2.2.1.1 菌の培養
破傷風菌株を培養する.培養終了後,適当な方法によって
検査するとき,他の細菌の混入を認めてはならない.
2.2.2.1.2 トキソイド化及び精製
トキソイド化には,ホルマリンを用いる.トキソイド化の
前あるいは後に精製濃縮し,精製破傷風トキソイドを得る.
精製破傷風トキソイドについて,3.1.1の試験を行う.
2.2.2.2 精製CRM197
2.2.2.2.1 菌の培養
CRM197 産生株を培養する.培養終了後,適当な方法によ
インフルエンザ菌b型株を 37±2℃で培養する.培養終了
後,鏡検及び適当な培養法によって検査するとき,他の細菌の
混入を認めてはならない.
2.2.1.2 静菌,抽出及び精製
培養液にホルマリンを添加してインフルエンザ菌b型株の増
殖を停止する.次に,遠心操作によって得られた培養上清にセ
きょう
トリミドを添加して 莢 膜多糖を抽出し,フェノールあるいは
エタノール処理等によって精製後乾燥しインフルエンザ菌b型
多糖体(以下「PRP」という.)とする.
2.2.1.3 インフルエンザ菌b型多糖AH誘導体
PRPに臭化シアンを加え活性化した後,アジピン酸ジヒド
ラジドを反応させ,限外ろ過等の方法で濃縮したものを,イン
フルエンザ菌b型多糖AH誘導体(以下「PRP‐AH」とい
う.)液とする.
PRP‐AH液について,3.1の試験を行う.
(新設)
2.2.2 破傷風トキソイド
2.2.2.1 菌の培養
破傷風菌 Harvard 株を 35±1℃で培養する.培養終了後,鏡
検及び適当な培養法によって検査するとき,他の細菌の混入を
認めてはならない.
2.2.2.2 トキソイド化及び精製
トキソイド化には,ホルマリンを用いる.トキソイド化の前
あるいは後に精製しなければならない.精製後のトキソイドは
限外ろ過等により濃縮する.この精製トキソイドを含む液を濃
縮破傷風トキソイド液とする.濃縮破傷風トキソイド液につい
て,3.2の試験を行う.
(新設)
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養法によって検査するとき,他の細菌の混入を認めてはならな
い.
2.2.1.2 精製
培養液を遠心分離して得られた培養上清から適当な方法で
きょう
莢 膜多糖体を精製し,インフルエンザ菌b型多糖体とする.
(削る)
2.2.2 担体たん白質
2.2.2.1又は2.2.2.2による.
2.2.2.1 破傷風トキソイド
2.2.2.1.1 菌の培養
破傷風菌株を培養する.培養終了後,適当な方法によって
検査するとき,他の細菌の混入を認めてはならない.
2.2.2.1.2 トキソイド化及び精製
トキソイド化には,ホルマリンを用いる.トキソイド化の
前あるいは後に精製濃縮し,精製破傷風トキソイドを得る.
精製破傷風トキソイドについて,3.1.1の試験を行う.
2.2.2.2 精製CRM197
2.2.2.2.1 菌の培養
CRM197 産生株を培養する.培養終了後,適当な方法によ
インフルエンザ菌b型株を 37±2℃で培養する.培養終了
後,鏡検及び適当な培養法によって検査するとき,他の細菌の
混入を認めてはならない.
2.2.1.2 静菌,抽出及び精製
培養液にホルマリンを添加してインフルエンザ菌b型株の増
殖を停止する.次に,遠心操作によって得られた培養上清にセ
きょう
トリミドを添加して 莢 膜多糖を抽出し,フェノールあるいは
エタノール処理等によって精製後乾燥しインフルエンザ菌b型
多糖体(以下「PRP」という.)とする.
2.2.1.3 インフルエンザ菌b型多糖AH誘導体
PRPに臭化シアンを加え活性化した後,アジピン酸ジヒド
ラジドを反応させ,限外ろ過等の方法で濃縮したものを,イン
フルエンザ菌b型多糖AH誘導体(以下「PRP‐AH」とい
う.)液とする.
PRP‐AH液について,3.1の試験を行う.
(新設)
2.2.2 破傷風トキソイド
2.2.2.1 菌の培養
破傷風菌 Harvard 株を 35±1℃で培養する.培養終了後,鏡
検及び適当な培養法によって検査するとき,他の細菌の混入を
認めてはならない.
2.2.2.2 トキソイド化及び精製
トキソイド化には,ホルマリンを用いる.トキソイド化の前
あるいは後に精製しなければならない.精製後のトキソイドは
限外ろ過等により濃縮する.この精製トキソイドを含む液を濃
縮破傷風トキソイド液とする.濃縮破傷風トキソイド液につい
て,3.2の試験を行う.
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