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【資料4】生物学的製剤基準の一部改正について (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32183.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和4年度第8回 3/24)《厚生労働省》
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,D抗原含量試験によって行うことができる.
3.5.4.1 ラット免疫原性試験
ラットを免疫し,得られた血清中の中和抗体価を型別に測定
する.
3.5.4.1.1 材料
検体,参照不活化ポリオワクチン(セービン株)又は適当
な標準物質並びに攻撃用ウイルスを用いる.
また,ポリオウイルスに感受性を有する細胞を指標細胞と
し,これを適当な培地で希釈したものを細胞浮遊液とする.
攻撃用ウイルスを適当な培地で希釈し,これを攻撃用ウイ
ルス浮遊液とする.
3.5.4.1.2 試験
検体及び参照品をそれぞれ希釈し,対数的等間隔の希釈を
作る.
8週齢のラット 10 匹以上を1群とし,各希釈に1群ずつ
を用いる.1匹当たり 0.5mL を筋肉内に注射する.注射の 20
~22 日後に,個体別に全ての動物から採血する.各群の個
体別血清を適当な培地で希釈し,希釈血清と攻撃用ウイルス
浮遊液の等量を混合する.その後,36±1℃で3時間置いた
後,5±3℃で一夜置く.細胞浮遊液を添加し,36±1℃で
7日間培養する.培養終了後,細胞変性の有無を観察し,50
%中和点の血清希釈倍数を算出し,その逆数を中和抗体価と
する.
攻撃用ウイルス浮遊液の感染価を測定するとき,その値は
32~320CCID50/0.05mL でなければならない.
3.5.4.1.3 判定
試験の成績を統計学的に処理して比較するとき,承認され
た判定基準の下限値以上でなければならない.
3.5.4.2 (略)
3.5.4.2.1~3.5.4.2.3 (略)
3.5.5 (略)

3.6.5 (略)
3.6.5.1~3.6.5.3 (略)
3.6.6 (略)

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