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医療計画について(医政発0331第16号) (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html
出典情報 医療計画について(3/31付 通知)《厚生労働省》
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医 政 発 0331第 16号
令 和 5 年 3 月 31日

各都道府県知事

殿

厚生労働省医政局長
( 公 印 省 略 )

医療計画について
我が国の医療提供体制については、これまで、医療のアクセスや質を確保
しつつ、良質かつ適切な医療提供体制を確保するため、地域医療構想による
病床の機能の分化及び連携の推進や地域包括ケアシステム(地域における医
療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律
(平成26年法律第83号)第2条第1項に規定する地域包括ケアシステムをい
う。以下同じ。)の構築等の取組を進めてきた。
また、医療法及び医師法の一部を改正する法律(平成30年法律第79号)に
より、患者の医療アクセス向上及び医師の勤務負担の軽減等の観点から、医
師確保計画の策定等を通じて医師偏在の解消等を図るとともに、良質かつ適
切な医療を効率的に提供するための医療法等の一部を改正する法律(令和3
年法律第49号)により、令和6年4月の医師に対する時間外労働の上限規制
の適用の開始に向け、医師の労働時間の短縮及び健康保持のための制度の創
設や、医療関係職種の業務範囲の見直し等を行うなど、医療従事者の側面か
らも、地域における良質かつ適切な医療提供体制の確保を図ってきたところ
である。
今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、我が国の医療提供体
制に多大な影響が生じ、救急医療をはじめ、地域医療の様々な課題が浮き彫
りとなり、地域における入院・外来・在宅にわたる医療機能の分化・強化、
連携等を行う重要性や、地域医療全体を視野に入れて適切な役割分担の下で
必要な医療提供を行う重要性などが改めて認識された。
さらに、令和7年にかけて高齢者人口が急速に増加した後、令和22年に向

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