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医療計画について(医政発0331第16号) (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/iryou_keikaku/index.html
出典情報 医療計画について(3/31付 通知)《厚生労働省》
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較や、医療提供体制に関する指標間相互の関連性なども明らかにする。
(2)必要となる医療機能
例えば、脳卒中の病型ごとの年齢調整死亡率や急性期、回復期から
維持期・生活期に至るまでの各病期において求められる医療機能を記
載するなど、医療連携体制の構築に必要となる医療機能を、5疾病・
5事業及び在宅医療のそれぞれについて明らかにする。
(3)課題、数値目標、数値目標を達成するために必要な施策
5疾病・5事業及び在宅医療のそれぞれについて、(1)で把握し
た現状を分析し、地域の医療提供体制の課題を抽出する。第2の3に
掲げる各計画等で定められた目標を勘案し、また、目指すべき方向を
踏まえて、それぞれの課題を抽出し、さらに地域の実情に応じて、評
価可能で具体的な数値目標を定めた上で、数値目標を達成するために
必要な施策を記載する。施策の検討に当たっては、課題について原因
分析を行い、検討された施策の結果(アウトプット)が課題に対して
どれだけの影響(インパクト)をもたらしうるかという観点を踏まえ
る。その際、各々の施策と解決すべき課題との連関を示すことが重要
であり、ロジックモデル等のツールの活用を検討する。
(4)医療機関等の具体的名称
各医療機能を担う医療機関等については、原則として名称を記載す
る。
なお、地域によっては、医療資源の制約等によりひとつの医療機関
が複数の機能を担うこともある。
また、医療機関等の名称については、例えば医療連携体制の中で各
医療機能を担う医療機関等が圏域内に著しく多数存在する場合にあっ
ては、別途当該医療機関等の名称を表示したホームページのURLを医療
計画上に記載する等の方法をとることも差し支えない。
(5)評価・公表方法等
5疾病・5事業及び在宅医療について、評価・公表方法及び見直し
の体制を明らかにする。目標項目の数値の年次推移や施策の進捗状況
の把握、評価について、都道府県医療審議会等により定期的に実施し
(1年ごとの実施が望ましい。)、目標に対する進捗状況が不十分な

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