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■ 大学病院における医師の働き方に関する調査研究報告書 (104 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2023/04/17/5048/
出典情報 全国医学部長病院長会議 記者会見(4/17)《全国医学部長病院長会議》
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琉球大学 臨床研究教育管理センター センター長 植田 真一郎 教授
ヒアリング内容(7/7)

■ 人材の継続雇用が医師の働き方改革に寄与。
• 有能なスタッフを雇用すると医師の働き方改革には好影響があり、何よりも大学病院での臨
床試験の質を向上する。しかしCRCとして経験を積んだ後のキャリアパスがなく、結果的に外
注する大学が増えコストを上げ、質が下がるため、育成のプログラムが必要。
• 認定CRCが2,556名おり治験の実施数も増えているが、CRCだけが増えても機能はせず、さ
まざまな立場の方(DM/PM /Reg(薬事) /Ethics(倫理審査委員会) /Stat(統計解析)
/Monitor)が必要。
• 非中核病院の場合は必要人員全員を揃えることは難しいため、臨床研究を学会のカリキュ
ラムとしてオペレーションを勉強させ、臨床研究の専門職になるような計画を立てており、こ
れも医師の働き方改革に寄与する施策だと考えている。
• 大学病院として臨床研究の基盤を持つことが重要であり、そのためには選択と集中として人
材が継続的に雇用できるよう仕組みが必要だと感じる。
• 難しいことが前提だが研究100%のポストがあっても良い

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