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■ 大学病院における医師の働き方に関する調査研究報告書 (60 ページ)

公開元URL https://ajmc.jp/news/2023/04/17/5048/
出典情報 全国医学部長病院長会議 記者会見(4/17)《全国医学部長病院長会議》
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労働時間短縮に伴う教育・研究への影響低減に必要な職員配置に関する対策(3つ選択)
労働時間短縮に伴う教育・研究への影響低減に必要な職員配置に関する対策 回答率 (N=81 未回答1病院除く)
0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

1)医学教育支援センターなどにおける医学教育の支援を行う教員の増員
2)医学教育支援センターなどにおける事務職員(教務職員)の配置及び増員

55.6%

3)授業を行うための教材作成などを行うスタッフの増員

34.6%

4)教育用教材の開発スタッフの配置

21.0%

5)シミュレーションセンターの管理を行う人材の配置

30.9%

6)研究の準備やサポートを行う優秀な研究支援スタッフの配置

48.1%

7)研究データの処理等を行う技術スタッフの配置

38.3%

8)動物実験などを行うための支援スタッフの配置
9)その他

80.0%
74.1%

18.5%
12.3%

労働時間短縮に伴う教育・研究への影響低減に必要な職員配置に関する対策
1)医学教育支援センターなどにおける医学教育の支援を行う教員の増員
2)医学教育支援センターなどにおける事務職員(教務職員)の配置及び増員
3)授業を行うための教材作成などを行うスタッフの増員
4)教育用教材の開発スタッフの配置
5)シミュレーションセンターの管理を行う人材の配置
6)研究の準備やサポートを行う優秀な研究支援スタッフの配置
7)研究データの処理等を行う技術スタッフの配置
8)動物実験などを行うための支援スタッフの配置
9)その他

回答率

回答病院数

60
45
28
17
25
39
31
15
10

74.1%
55.6%
34.6%
21.0%
30.9%
48.1%
38.3%
18.5%
12.3%

労働時間短縮に伴う教育・研究への影響低減に必要な職員配置に関する対策(自由記載)
• 医学部医学科あるいは大学病院における医師教員の増員(基本領域専門研修終了時点で大学が雇用する場合に、大学病院医員ではなく助教等
の教員として雇用することで待遇の改善をはかる。)
• 医師の(アカデミアの一員であることの)モチベーションを維持してもらえるように、ステップアップなど、業績、功績に応じた評価システムを確立して
いくことが必要である。
• 欧米並みの人材の整備をしなければ、医師が多くの「雑用」をしている現状では、労働時間の短縮により世界からさらに大きく後れを取ると危惧す
る。
• 教務職員や研究支援スタッフの雇用を前提とした人員枠が初めから不足している。また、雇用しようとしても十分なスキルを所持している者がいな
い。予算の面も含め、支援スタッフを雇用する体制が整っていない。
• 業務の見直しと適正なタスクシフトの実施
• 講座や診療科の教員配置の見直しや検討を行う。結果として教員の増員が必要となる可能性がある。また、教育、研究、診療に対するエフォート
の策定も必要になると考える。
• 昨今の社会的情勢からCBTやOSCE、国家試験の支援なども医学教育センターの業務となりつつあり、JACMEなどの外部機関受審の担当も医学教
育センターが中心となっている。コアカリに合わせたカリキュラム開発や再編成も医学教育センターの業務となり、特に国公立大学では学務課の
人員が少ないこともあり、人員不足が著しい状況である。
• 日常の業務負担を軽減するための事務職員の配置
• 臨床、研究、教育の全てにおいて現状では能力の高いサポートスタッフが不足しており、こうした人材の育成自体も必要とされている。また大学で
は技術職員の数も年々減少しており、高度な技術を持った技術職員を確保することが難しくなっている。安定的に配置される技術職員の確保とそ
の生涯教育を実現することが必要である。

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