■ 大学病院における医師の働き方に関する調査研究報告書 (30 ページ)
出典
公開元URL | https://ajmc.jp/news/2023/04/17/5048/ |
出典情報 | 全国医学部長病院長会議 記者会見(4/17)《全国医学部長病院長会議》 |
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回答病院数
①医学部医学科学生
78 (96.3%)
②医学部他学科(看護学科等)学生
68 (84.0%)
③臨床研修医
76 (93.8%)
④専攻医(後期研修医)
73 (90.1%)
28 (34.6%)
⑤他大学の学生
75 (92.6%)
⑥自大学の医師
47 (58.0%)
⑦他医療機関の医師
45 (55.6%)
⑧他医療機関の他職種者(看護師、薬剤師等)
③医師が行う研究を支援するスタッフの配置状況
配置人数 0名 1名 2名 3名 4名 5名
以上
①リサーチ・アドミニストレーター(医歯薬系・医療系)
②研究支援担当者(プロジェクトマネージャー)
③臨床研究コーディネーター
④生物統計担当者
⑤モニタリング担当者
⑥データマネジメント担当者
⑦その他の職員
合計(病院数)
43
37
23
34
40
33
32
12 5 7 4
12 8 6 4
1 2 2 5
18 14 7 3
13 9 12 5
15 10 6 5
6 6 3 0
242 77 54 43 26
1名以上
配置合計
配置人
数合計
10 38 (46.9%)
14
48
5
2
12
34
125
44
58
47
41
48
49
(54.3%)
(71.6%)
(58.0%)
(50.6%)
(59.3%)
(60.5%)
人数合計
185
223
702
113
97
172
906
2,398
3)労働時間短縮に伴う教育(卒前)や研究への影響を少なくするために特に必要な対策について
(1)職員の配置について、特に必要な対策について(3点を選定)
①医学教育支援センターなどにおける医学教育の支援を行う教員の増員
②医学教育支援センターなどにおける事務職員(教務職員)の配置及び増員
③授業を行うための教材作成などを行うスタッフの増員
④教育用教材の開発スタッフの配置
⑤シミュレーションセンターの管理を行う人材の配置
⑥研究の準備やサポートを行う優秀な研究支援スタッフの配置
⑦研究データの処理等を行う技術スタッフの配置
⑧動物実験などを行うための支援スタッフの配置
⑨その他
回答病院数
60 (74.1%)
45 (55.6%)
28 (34.6%)
17 (21.0%)
25 (30.9%)
39 (48.1%)
31 (38.3%)
15 (18.5%)
10 (12.3%)
⑤その他でいただいた主な意見
〇 医師の(アカデミアの一員であることの)モチベーションを維持してもらえるように、ステップアップな
ど、業績、功績に応じた評価システムを確立していくことが必要である。
〇 臨床、研究、教育の全てにおいてサポートスタッフが不足しており、人材の育成自体も必要とされて
いる。また大学では技術職員の数も年々減少しており、高度な技術を持った技術職員を確保するこ
とが難しくなっている。安定的に配置される技術職員の確保とその生涯教育を実現することが必要で
ある。
〇 昨今の社会的情勢からCBTやOSCE、国家試験の支援なども医学教育センターの業務となりつつあ
り、JACMEなどの外部評価機関受審の担当も医学教育センターが中心となっている。コアカリに合
わせたカリキュラム開発や再編成も医学教育センターの業務となり、学務課の人員が少ないこともあ
り、人員不足が著しい状況である。
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