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○個別事項(その18)について 総ー2 (111 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》
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精神医療についての論点
(精神病棟における入院医療について)
○ 精神病床において、今後、病状の不安定さや生活機能の低下によって退院が困難となりやすい傾向にある回復期の
患者数の増加が見込まれ、疾病と障害が併存する精神疾患の特性に鑑みた治療や支援を充実させることにより、新た
な長期入院に至らず退院につなげることが重要とされているところ、多職種の活用による治療や支援の拡充に加えて、
退院後の地域生活を見据えた在宅医療や障害福祉サービスとの連携等を包括的に行うことにより、地域移行を積極
的に進める取組が進んでいる実態等を踏まえ、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築に資する入院医
療のあり方についてどのように考えるか。
(精神科在宅医療について)
○ 精神科の通院患者に対して、包括的支援マネジメントを実施した場合について、療養生活継続支援加算等の評価が
設けられている一方で、在宅医療の患者は対象とされていないところ、精神科の在宅医療の対象患者について、精神
症状の増悪や社会機能の低下により通院が困難な者であって、包括的支援マネジメント導入基準に該当する者も含ま
れている実態を踏まえ、在宅医療の患者に対して包括的支援マネジメントを実施した場合についても、評価の対象とす
ることとしてはどうか。
○ 精神疾患の病状悪化等により通院が困難な場合であっても、可能な限り入院によらず地域で生活できるよう、精神科
在宅医療が推進されているとともに、回復期患者の退院支援や地域生活支援においても、在宅医療を活用することが
重要とされている一方で、精神科在宅患者支援管理料について、対象患者が限定的であり算定できないといった指摘
があるところ、多職種チームが、入退院を繰り返す患者に対して、包括的な訪問診療を行うことで、入院期間の短縮や
入院回数の減少等が可能とされていること等を踏まえ、対象患者の要件の見直しについて、どのように考えるか。

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