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○個別事項(その18)について 総ー2 (69 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》
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精神疾患の経過と外来、在宅医療による治療内容(イメージ)
○ 精神疾患を有する方が地域で安心して暮らせるよう、地域のかかりつけ精神科医機能を有する医療機関
を中心に、外来診療、在宅医療、障害福祉サービス、行政機関等の連携調整を行いながら、病状や生活
機能の改善、安定を図り、支援することが重要。
○ 早期介入により、侵襲的治療の低減、疾病の進行の緩和や軽症化を図る取組を進めることも重要。
発症前

行政機関
教育機関




かかりつけ精神科医機能を有する医療機関における外来医療

援助希求
他科紹介
保健指導
相談支援

良好

回復期

急性期

前兆期

アウトリーチ

早期発見
早期介入

在宅医療(往診、訪問診療、訪問看護等)も活用

より良好な予後
社会生活への早期復帰

・進行の予防・緩和
・軽症化
・社会機能の維持
・入院の回避、短期化

入院の
検討
・かかりつけ精神科医機能を有する医療機関が、急性増悪等につい
て、時間外の相談や在宅医療等により対応。
・包括的支援マネジメントを実施し、障害福祉サービス等との連携等
により、可能な限り入院に至らず、地域での生活を維持。
・入院となった場合も、入院医療機関と連携して退院支援を行い、
入院を短期間に留めるよう協力。

入院(急性期、回復期)

不良
生物心理社会
モデルに基づく
包括的治療
(イメージ)
※個々の状態等に
応じて治療・介入方
法を選択。

非侵襲的治療
心理支援
看護ケア
作業療法

デイケア
就労支援等

段階的に寛解に向けた戦略的治療へ

不安定な
症状等にも
入院外で
対応

外来、在宅医療へ

再発防止、安定維持

心理教育 トラウマケア
トラウマ治療
認知行動療法
疾患別治療プログラム、依存症治療、併存症・二次障害治療
認知行動療法
的アプローチ
職業訓練リハビリテーション
認知リハビリテーション
生活訓練
作業療法(個別、集団)

薬物療法
ケースマネジメント

抗うつ薬

抗精神病薬

段階的増量

増強療法、mECT併用

クロザピン

包括的支援マネジメントによる個別支援(多職種・多機関連携、クライシスプラン、障害福祉サービス導入 等)

出典:令和5年度厚生労働科学研究費補助金「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築を推進する政策研究」(研究代表者:藤井千代)提出資料より改変

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