○個別事項(その18)について 総ー2 (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》 |
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○ メタ解析の結果、精神病未治療期間(DUP)について、短期DUPに比べて、長期DUPの方が転帰が不良
となることが示され、専門家へのアクセスを改善し早期発見と早期介入につなげ、治療の遅延を防ぐこと
が重要とされている。
■ 短期DUPと長期DUPの比較
ベースライン
26のコホート研究を含むメタ解析結果
-0.04 (-0.23~0.15)
-0.11 (-0.58~0.37)
0.26 (0.06~0.47)
-0.11 (-0.34~0.12)
-0.14 (-0.45~0.16)
0.80 (0.25~1.36)
0.47 (0.24~0.70)
0.27 (-0.70~1.24)
0.19 (-0.04~0.42)
0.42 (0.15~0.68)
0.73 (0.33~1.13)
全症状(n=422)
抑うつ/不安(n=72)
陰性症状(n=369)
全般的機能(n=290)
陽性症状(n=169)
6か月
QOL(n=53)
全症状(n=298)
抑うつ/不安(n=19)
陰性症状(n=298)
全般的機能(n=219)
陽性症状(n=98)
24か月
0.38 (0.10~0.66)
-0.28 (-0.63~0.07)
0.27 (-0.08~0.62)
0.30 (-0.05~0.65)
0.05 (-0.30~0.40)
1.27 (0.66~1.89)
QOL(n=200)
抑うつ/不安(n=155)
陰性症状(n=155)
全般的機能(n=155)
15年
陽性症状(n=155)
抑うつ/不安(n=58)
0.35 (-0.27~0.96)
0.81 (0.19~1.42)
1.26 (0.64~1.87)
陰性症状(n=58)
全般的機能(n=58)
陽性症状(n=58)
-1
0
短期DUPが不良
出典:早期精神病の診断と治療(医学書院、2010)
1
長期DUPが不良
2
※フォローアップ時期ごとに各転帰指標の
標準平均差(および信頼区間)を示す。
64