○個別事項(その18)について 総ー2 (16 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00234.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第575回 12/22)《厚生労働》 |
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○ 精神科救急・急性期医療病棟入院料を算定する病棟に入院した患者であって、1年未満で退院した患者
対して、入院中に実施された治療や支援の内容について、国内の21施設において前向き調査を行った。
○ 入院期間が3ヶ月未満の患者群と比べて、3ヶ月以上の患者群において、ケースマネジメントや退院後生
活に関する支援、心理社会的介入、個別の専門的治療が多く実施されていた。
<調査方法>
国内の21精神科医療機関における前向きの縦断研究。救急・急性期病棟に入院し、かつ1年未満で退院した入院患者を対象と
して、入院時から追跡を開始し、入院中に実施された多職種ケアの内容を入院期間別(3ヵ月未満/3ヵ月以上)で比較。
3ヶ月未満
(n=486)
3ヶ月以上
(n=103)
n
%
n
退院後の支援計画表
117
24.1
ケア会議
117
住居支援
%
X2
P値
35
34.0
4.356
0.037
24.1
42
40.8 12.031
0.001
38
7.8
23
22.3 19.277 <0.001
外泊訓練または退院前訪問指導
309
63.6
81
78.6
8.617
0.003
個別心理教育
27
5.6
12
11.7
5.106
0.024
認知行動療法
※認知行動療法的
アプローチを含む
5
1
5
4.9
クロザピン
※統合失調症患者
に限る
11
4
13
19.4 19.589 <0.001
7.453
0.006
多職種による
ケースマネジメント
退院後生活支援
( Ns、PSW、OT、CP)
心理支援(CP)
作業療法(OT)
専門的治療
(医師、薬剤師)
看護
ケア
(Ns)
16
出典:令和2年度厚生労働科学研究費補助金「入院中の精神障害者の円滑な早期の地域移行及び地域定着に資する研究:コホート研究」(研究代表者:山口創生)