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資料3 指定難病に係る新規の疾病追加について情報提供のあった疾病(個票)(第55回指定難病検討委員会において検討する疾病) (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37546.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第54回 2/6)社会保障審議会 小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病検討委員会(第2回 2/6)(合同開催)《厚生労働省》 |
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<診断のカテゴリー>
先天性胆道拡張症の診断は、胆管拡張と膵・胆管合流異常の両者の存在を満たした場合とする。ただ
し、結石、癌などによる胆道閉塞に起因する後天性、二次的な胆道拡張は除外する。
図1:先天性胆道拡張症の戸谷分類(胆と膵 16:715-717, 1995 より引用)
<重症度分類>
重症度2以上を指定難病の対象とする。なお、原則、拡張胆管切除術(以下、手術等)を受けた術後患
者を対象とする。
1.軽快者 :手術等により先天性胆道拡張症に起因する症状・所見がなくなり、新たな治療を必要とし
ない状態
2.重症度1:手術等の治療を受けたが、先天性胆道拡張症に起因する症状・所見があり更なる治療を必
要とするものの、これによる身体活動の制限や介護を必要としない状態
3.重症度2:手術等の治療を受けたが、先天性胆道拡張症に起因する症状・所見による身体活動の制限
や介護を必要とする状態のため、直近1年間で1回の入院治療を必要とする状態
4.重症度3:手術等の治療を受けたが、先天性胆道拡張症に起因する症状・所見による身体活動の制限
や介護を必要とする状態のため、直近1年間で2回以上の入院治療を必要とする状態、または、生命に
危険が及んでいる状態
<対象となる者の割合>
<重症度判定項目>
1.肝機能障害の評価
1)血液データ
1+:血中 ALT、AST、γ-GTP 値のうち2項目以上で 100 単位以上が
認められるもの
27
先天性胆道拡張症の診断は、胆管拡張と膵・胆管合流異常の両者の存在を満たした場合とする。ただ
し、結石、癌などによる胆道閉塞に起因する後天性、二次的な胆道拡張は除外する。
図1:先天性胆道拡張症の戸谷分類(胆と膵 16:715-717, 1995 より引用)
<重症度分類>
重症度2以上を指定難病の対象とする。なお、原則、拡張胆管切除術(以下、手術等)を受けた術後患
者を対象とする。
1.軽快者 :手術等により先天性胆道拡張症に起因する症状・所見がなくなり、新たな治療を必要とし
ない状態
2.重症度1:手術等の治療を受けたが、先天性胆道拡張症に起因する症状・所見があり更なる治療を必
要とするものの、これによる身体活動の制限や介護を必要としない状態
3.重症度2:手術等の治療を受けたが、先天性胆道拡張症に起因する症状・所見による身体活動の制限
や介護を必要とする状態のため、直近1年間で1回の入院治療を必要とする状態
4.重症度3:手術等の治療を受けたが、先天性胆道拡張症に起因する症状・所見による身体活動の制限
や介護を必要とする状態のため、直近1年間で2回以上の入院治療を必要とする状態、または、生命に
危険が及んでいる状態
<対象となる者の割合>
<重症度判定項目>
1.肝機能障害の評価
1)血液データ
1+:血中 ALT、AST、γ-GTP 値のうち2項目以上で 100 単位以上が
認められるもの
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