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【参考資料5】 介護保険における福祉用具の選定の判断基準改訂案[2.3MB] (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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種目別

選定の判断基準

(4)特殊寝台付属品

(4-5) スライディングボード・スライディングマット
スライディングボード・スライディングマットは、臥位や座位で特殊寝台から車いす等へ移乗
する際、臀部が滑りやすいように、また間隙や突起物などの障壁を越えやすいように、特殊寝台
と車いす等の間に敷いて使用する福祉用具である。多くはプラスティック製であるが、木製もあ
る。滑らせて移乗・位置交換するための補助として用いられるものであって、滑りやすい素材又
は滑りやすい構造であるものに限る。

使用が想定しにくい状態像
 歩行:つかまらないでできる
 立ち上がり:つかまらないでできる
【考え方】
スライディングボード・スライディングマットは、臥位や座位で特殊寝台から車いす等へ移乗
する際、臀部が滑りやすいように、また間隙や突起物などの障壁を越えやすいようにする福祉用
具である。したがって、歩行がつかまらないでできる、立ち上がりがつかまらないでできる場合
の使用は想定しにくい。

使用が想定しにくい要介護度
 特殊寝台と同様

留意点
福祉用具の選定について




• 座位で移乗する機器を使用する場合、当該福祉用具を使用する対象者は座位が保てる
利用者となる。






• 使用にあたっては、特殊寝台の高さを調整する、車いすのレッグサポートを着脱式に
する、車いすのアームサポートを脱着・跳ね上げできるようにするなど環境を整える
ことも必要である。

医師・リハ専門職等に意見を求めることが望ましい例



座位が不安定な場合
当該福祉用具を移乗の自立を目的に使用する場合 等

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