よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料5】 介護保険における福祉用具の選定の判断基準改訂案[2.3MB] (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



種目別

選定の判断基準

留意点
福祉用具の選定について





• 杖に比べて大きな用具であるため、寄りかかっても大丈夫なように見えるが、杖と同
様に、手掌(手のひら)や前腕部でしっかりと上から押さえるようにして体重を支える
必要がある。
• 利用する際には、両手が使用できること、立位で歩行器を操作するだけのバランス機
能があることを確認する必要がある。
• ロボット技術を応用した歩行器の適応については、既存の歩行器が平地で利用可能な
程度の身体機能を有していることが望ましい。また、バッテリーの充電が可能か、風
雨を避けられる保管場所があるか、既存の歩行器に比べ重さがあり、階段などでの運
搬が可能か等に留意が必要である。





• 一般家屋で使用する場合は、廊下の通行幅はもとより、方向転換をするためのスペー
スが必要となるため、使用する環境と用具の大きさを考慮する必要がある。
• 屋外でも使用する場合は、段差や傾斜地で転倒しないよう使用環境について確認を行
う必要がある。

医師・リハ専門職等に意見を求めることが望ましい例


上肢機能が低下し、安全に操作できない場合

事故防止に
関する注意喚起

近年、本種目では重大事故が発生しており、事故防止に関する注意喚起が以
下のとおり周知されている。そのため、本種目の使用にあたっては、これらの
情報等が掲載されている「Ⅴ参考情報」「4事故・ヒヤリハット関連情報」の
内容を踏まえ、利用者や家族等への注意喚起や使用方法の指導、使用状況のモ
ニタリング等を行い、事故防止に努めること。
<参考情報>
• 厚生労働省「福祉用具の重大事故情報等」
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212398.html)
• 日本福祉用具・生活支援用具協会「歩行車ご利用時に潜む危険!!」
(http://www.jaspa.gr.jp/wp-content/uploads/2023/07/silvercar_2307231.pdf)

39