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【参考資料5】 介護保険における福祉用具の選定の判断基準改訂案[2.3MB] (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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種目別

選定の判断基準

(10) 歩行補助つえ
歩行補助つえは、歩行時の荷重(体重)の免荷や安定などを目的として、杖の握り手を把持し
て体重を支えるように使用する福祉用具である。
杖の種類は、松葉づえ、カナディアン・クラッチ、ロフストランド・クラッチ、プラットホー
ムクラッチ及び多点杖に限る。
①松葉杖
上方に腋当てを備え、腋をしめることで杖を安定させ、ハンドグリップ部で体重を支持する構造。松葉の
形をしている標準型や単支柱型にはF字型、オフセット型、素材には木製やアルミ合金のものがある。
②カナディアン・クラッチ:
一本の支柱に上腕を支えるカフを備えた上腕固定型つえで、ハンドグリップ部の2か所で支持できる。
③ロフストランド・クラッチ
一本の支柱に前腕を支えるカフを備え、前腕部とハンドグリップ部の2か所で支持できる。
④プラットフォーム・クラッチ
肘関節を曲げた状態で、プラットフォームにのせるように前腕部分で体重が支持できるように、握りのつ
いた杖。肘関節の伸展制限や手関節や手指に変形がある場合に用いる。
⑤多点杖
つえ先の接地点が複数(3点以上)に分岐することで、つえの支持面を広くした杖。支柱の取り付け位置
が脚の中心より内側にあるものは、左右用の杖がある。歩行が不安定で一本杖より大きな支持が必要な場合
に用いる。

使用が想定しにくい状態像
 特になし

使用が想定しにくい要介護度
 特になし

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