Ⅳ

種目別

選定の判断基準

留意点
福祉用具の選定について
他
の
用
具

• サイドレールを使用する場合、床ずれ防止用具の厚みによって利用者の転落や寝具の
ずれ落ちが起こらないよう留意する。

医師・リハ専門職等に意見を求めることが望ましい例
•
•

痩身(体重40kg以下）の方
体位変換器を併用する場合

自立を阻害しないための留意について
• 体圧の分散は、寝返りなどの動作に対する反力を吸収することになるため、利用者の寝返
り等の動作能力に合わせて、導入時期と体圧分散効果の度合いを評価することが重要であ
る。
• 床ずれ防止は単に圧力の問題だけではなく、皮膚の摩擦、尿などの漏れ、栄養状態などが
大きく関与するため、これらに対する対策も十分に検討する必要がある。

事故防止に
関する注意喚起

本種目の使用にあたっては、以下の注意喚起情報等が掲載されている「Ⅴ参
考情報」「４事故・ヒヤリハット関連情報」の内容を踏まえ、利用者や家族等
への注意喚起や使用方法の指導、使用状況のモニタリング等を行い、事故防止
に努めること。
＜参考情報＞
• 日本福祉用具・生活支援用具協会「床ずれ防止用具安全・安心ハンドブック」
（http://www.jaspa.gr.jp/wp-content/uploads/2014/11/tokozure120309.pdf）
32