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【参考資料5】 介護保険における福祉用具の選定の判断基準改訂案[2.3MB] (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38545.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第240回 3/18)《厚生労働省》
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種目別

選定の判断基準

留意点
福祉用具の選定について






• 寝返り、起き上がり、座位保持、歩行などの場面で、手すりの握り方、力のかけ方
(押すあるいは引く)を十分に検討することが重要である。
• 利用目的に適した種類・個数・設置場所(位置や高さ)を、利用者の身体機能、住環
境、動線等の観点から検討する。特に複数個を貸与する場合は、使用方法や動作方法
等を踏まえた適切な評価に基づき、適切な個数を判断する必要がある。





• 手すりの貸与にあたっては、安全性を高める観点から住宅改修における「手すりの取
り付け」について検討した上で、利用者の状態変化の可能性、利用者の住環境におけ
る設置可否等を踏まえて選定する。手すりを貸与する場合であっても、長期間の利用
が考えられる、あるいは長期間となっている場合は、住宅改修における「手すりの取
り付け」に移行すること等も検討する。

自立を阻害しないための留意について
• 歩行能力が変化(改善又は悪化)した場合は、利用者の状態や環境に合った移動様式を確
認し、歩行補助具等の導入も併せて検討する。

近年、本種目では重大事故が発生しており、事故防止に関する注意喚起が以
下のとおり周知されている。そのため、本種目の使用にあたっては、これらの
情報等が掲載されている「Ⅴ参考情報」「4事故・ヒヤリハット関連情報」の
内容を踏まえ、利用者や家族等への注意喚起や使用方法の指導、使用状況のモ
ニタリング等を行い、事故防止に努めること。
事故防止に
関する注意喚起

<参考情報>
• 厚生労働省「福祉用具の重大事故情報等」
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212398.html)
• 日本福祉用具・生活支援用具協会「「床置き型手すり」を安全にお使いいただくために」
(http://www.jaspa.gr.jp/wp-content/uploads/2023/01/tesuri-yukaoki.pdf)
• 日本福祉用具・生活支援用具協会「「突っ張り型手すり」を安全にお使いいただくため
に」(http://www.jaspa.gr.jp/wp-content/uploads/2023/01/tesuri-tuppari.pdf)
• 日本福祉用具・生活支援用具協会「「固定型手すり」を安全にお使いいただくために」
(http://www.jaspa.gr.jp/wp-content/uploads/2023/01/tesuri-kotei.pdf)
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