【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2022(たたき台) (43 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》 |
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データ元:公益財団法人結核予防会結核研究所
2011 年から 2020 年の新登録肺結核菌培養陽性患者での主要抗結核薬(イソニアジド(INH)、リ
ファンピシン(RFP)及びエタンブトール(EB))への耐性率は、INH の耐性率は近年上昇傾向であ
るが、RFP 及び EB ほぼ横ばいであった。ストレプトマイシン(SM)耐性については、2017 年は、
最大 1.1 ポイントの上昇がみられたが、2018 年からはほぼ横ばいであった。多剤耐性(INH 及び
RFP 両剤に耐性)結核菌を有する患者は、年間約 50~60 名(0.4~0.9%)で推移している。
表 34 新規肺結核培養陽性患者数-登録時薬剤感受性の推移
培養陽性患
者数, N
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
10,915
11,261
10,523
10,259
10,035
9878
9,580
9,016
8,110
6,645
5902
INH耐性, n
386
380
369
349
372
369
383
377
359
297
221
(%)*
(4.8)
(4.6)
(4.8)
(4.6)
(4.9)
(4.8)
(4.9)
(5.0)
(5.4)
(5.7)
(4.9)
RFP耐性, n
86
73
64
76
77
74
80
87
65
60
56
(%)*
(1.1)
(0.9)
(0.8)
(1.0)
(1.0)
(1.0)
(1.0)
(1.1)
(1.0)
(1.2)
(1.2)
INH,RFP両
剤耐性†,
n(%)*
SM耐性, n
(%)
§
EB耐性, n
(%)¶
60
60
47
56
48
49
52
55
44
46
41
(0.7)
(0.7)
(0.4)
(0.5)
(0.5)
(0.6)
(0.7)
(0.6)
(0.7)
(0.9)
(0.9)
509
475
469
476
461
557
471
428
356
287
(6.1)
(6.2)
(6.2)
(6.3)
(6.0)
(7.1)
(6.3)
(6.5)
(6.9)
(6.4)
151
106
130
129
100
106
130
126
78
79
(1.8)
(1.4)
(1.7)
(1.7)
(1.3)
(1.3)
(1.7)
(1.9)
(1.5)
(1.9)
-
*培養陽性患者数のうち INH 及び RFP の薬剤感受性結果がある患者(2011 年 8,046 人、2012 年 8,347 人、2013 年 7,701 人、
2014 年 7,645 人、2015 年 7,630 人、2016 年 7,732 人、2017 年 7,891 人、2018 年 7,570 人、2019 年 6,658 人、2020 年
5,209 人、2021 年 4,551 人)を分母とする。-:調査を実施していない区分。
†
INH、RFP 両剤耐性=多剤耐性結核。
§
INH,RFP 両剤の感受性結果がある患者のうち、SM の感受性検査未実施または感受性結果不明である患者(54 人,2012
年;48 人,2013 年;52 人,2014 年;48 人,2015 年;47 人,2016 年;51 人,2017 年;47 人,2018 年;41 人,2019
年;38 人,2020 年;36 人, 2021 年)を除いたものに占める割合。
¶
INH,RFP 両剤の感受性結果がある患者のうち、EB の感受性検査未実施または感受性結果不明である患者(14 人,2012
年;13 人,2013 年;13 人,2014 年;19 人,2015 年;17 人,2016 年;14 人,2017 年;13 人,2018 年;8 人,2019
年;14 人,2020 年; 9 人, 2021 年)を除いたものに占める割合。
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