【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2022(たたき台) (99 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》 |
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動物用抗菌剤のうち、水産動物(海水魚、淡水魚及び観賞魚)に対する推定販売量(原末換算)を
表に示した。2013 年から 2020 年における推定販売量は 100.09tから 222.05tの範囲であり、動物
用抗菌剤全体の販売量の 13.4%から 26.4%を占めた。販売量が最も多い抗菌剤は、2015 年までテト
ラサイクリン系であったが、2016 年からはマクロライド系(エリスロマイシン)であった。2013 年
から 2020 年への販売量の増加(約 88t)は、マクロライド系(エリスロマイシン)の販売量の増加
によるものであり、これは従来の血清型とは異なるレンサ球菌症原因菌による感染症(Ⅱ型 α 溶血
性レンサ球菌症)の発生及び治療に伴うものと推測された。
なお、ヒトの医療に重要な第3世代セファロスポリン系及びフルオロキノロン系等は、水産用医薬
品としては承認されていない。
表 82 水産動物(海水魚、淡水魚及び観賞魚)に対する推定販売量(原末換算)(t)
2013年
Penicillins
Cephalosporins(total)
1st generation
cephalosporins
2nd generation
cephalosporins
3rd generation
cephalosporins
Aminoglycosides
Macrolides
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
16.31
13.87
14.38
14.62
14.66
12.85
17.01
19.21
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
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0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
21.70
17.13
38.05
61.44
68.87
82.61
107.40
Lincosamides
3.02
6.56
4.90
6.12
5.73
5.91
4.88
3.82
Tetracyclines
53.78
49.01
57.62
50.89
61.05
52.55
69.57
63.84
Peptides
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
Other antibioitics
0.27
0.42
0.16
0.42
0.47
0.63
0.32
0.80
Sulfonamides
7.68
8.59
11.71
16.74
14.39
9.64
15.56
13.36
Quinolones
0.79
1.71
1.51
1.58
1.53
1.47
2.45
2.15
Fluoroquinolones
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
0.00
Amphenicols
1.87
1.01
2.33
1.67
1.77
1.53
3.48
2.43
14.46
1.76
1.24
1.57
1.36
1.34
1.35
1.23
0.02
0.04
0.02
0.04
0.06
0.02
0.02
0.12
119.91
100.09
131.91
155.08
169.88
168.54
222.05
Furan and derivatives
Other synthetic antibacterials
合計
99
101.01
207.98