【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2022(たたき台) (55 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html |
出典情報 | 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》 |
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薬剤*
ABPC(2019 年よ
り PCG)
MPIPC
SM
GM
EM
TC
CP
CPFX
BP
動物種
2011 年
2012 年
2013 年
2014 年
2015 年
2016 年
2017 年
2018 年
2019 年
2020 年
0.5
牛
5.5
13.6
11.0
11.1
21.3
7.8
7.4
8.1
6.4
4.7
4†
64
16†
8†
16†
32†
4†
検査株数(n)
豚
-
-
-
-
-
75.6
71.4
82.4
87.5
81.0
鶏
0.0
25.0
0.0
15.4
50.0
3.7
22.6
8.0
0.0
12.5
牛
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
2.4
0.8
豚
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
15.0
4.8
0.0
鶏
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
‐
0.0
牛
6.4
2.3
2.8
1.1
2.7
1.4
3.4
5.8
8.0
3.1
豚
-
-
-
-
-
33.3
20.4
39.2
17.5
19.0
鶏
0.0
10.0
0.0
7.7
16.7
3.7
0.0
0.0
0.0
0.0
牛
0.9
2.3
1.8
0.0
1.3
0.0
0.6
0.0
0.0
0.8
豚
-
-
-
-
-
2.2
14.3
11.8
7.5
4.8
鶏
0.0
15.0
0.0
0.0
0.0
3.7
9.7
4.0
0.0
0.0
牛
1.8
3.4
5.5
0.0
6.7
2.8
1.7
6.4
4.8
3.9
豚
-
-
-
-
-
37.8
38.8
52.9
52.5
33.3
鶏
50.0
55.0
0.0
15.4
16.7
22.2
6.5
4.0
17.6
4.2
牛
0.0
2.3
8.3
5.5
6.7
0.0
0.0
0.6
2.4
0.8
豚
-
-
-
-
-
57.8
53.1
60.8
77.5
52.4
鶏
37.5
5.0
0.0
16.7
16.7
33.3
19.4
20.0
17.6
20.8
牛
0.0
0.0
0.9
0.0
1.3
0.0
0.6
0.6
1.6
0.0
豚
-
-
-
-
-
22.2
30.6
43.1
37.5
23.8
鶏
0.0
0.0
0.0
15.4
33.3
3.7
3.2
8.0
0.0
12.5
牛
0.0
0.0
0.9
0.0
1.3
0.7
0.6
0.0
1.6
0.8
豚
-
-
-
-
-
11.1
8.2
23.5
5.0
23.8
鶏
25.0
0.0
4.2
15.4
33.3
3.7
3.2
28.0
0.0
16.7
牛
109
88
109
91
75
141
175
172
125
128
豚
-
-
-
-
-
45
49
51
40
21
鶏
8
20
24
12
6
27
31
25
17
24
BP の単位は µg/ml。-:2015 年までの豚由来株については、いずれの年も株数が5株未満であったため、掲載していない。
* NA についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。† CLSI に規定された BP。
ⅲ. Escherichia coli
2012 年から 2018 年に 12 薬剤、2019 年及び 2020 年に 13 薬剤を対象に調査を行った。2020 年
は、牛、豚及び鶏由来株では ABPC、SM 及び TC、豚由来株ではクロラムフェニコール(CP)、
ST、に対して 50%を超える耐性が認められた。また、13 薬剤中 6 薬剤に対して牛由来株で豚及び鶏
由来株に比べ高い耐性率が認められた。ヒトの医療で重要な CTX、CPFX 及び CL に対する耐性率
は、それぞれ 2.4~22.3%、18.9~28.7%及び 0.0~27.1%であり、MEPM に対する耐性率は 0.0%であ
った。なお、2016 年から、CEZ 及び CL、2019 年から CPFX について CLSI で変更後の BP を用いて
いる点に留意する必要がある。CL については、2018 年に動物用医薬品としては第 2 次選択薬に位置
付け、飼料添加物としては指定を取消し、使用を禁止している。CL に対する耐性率は、2017 年で豚
由来株で 50%以上を示したが、2020 年の耐性率は 27.1%と減少しており、引き続きこれらのリスク
管理措置の強化による今後の耐性率の動向を確認していく必要がある。
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