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【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書2022(たたき台) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29073.html
出典情報 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第10回 11/21)《厚生労働省》
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ⅱ. Campylobacter jejuni
2012 年から 2016 年に 7 薬剤を、2017 年以降は更にアジスロマイシン(AZM)を加えた 8 薬剤を対
象に調査を行った。2020 年は、牛由来株及び鶏由来株の NA 及び CPFX、牛由来の TC で 30%を超
える耐性が認められた。一方で、SM、EM 及び CP に対する耐性率はいずれも 5%未満であった。ヒ
トの医療で重要な CPFX 及び AZM に対する耐性率は、牛由来株で 62.7%及び 2.7%、鶏由来株で
32.7%及び 4.1%であった。
表 51 と畜場及び食鳥処理場由来の Campylobacter jejuni の耐性率の推移(%)
薬剤*

BP

ABPC

32

SM

16

EM

32†

AZM

4

TC

16†

CP

16

NA

16

CPFX

4†

検査株数(n)

動物種

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年



0.0

9.1

12.9

8.9

7.4

8.2

8.6

11.1

8.2



19.7

19.8

17.5

19.1

16.2

28.4

14.9

14.3

22.4



2.4

3.5

3.8

3.2

6.2

4.1

5.7

1.7

3.6



1.4

0.0

3.5

2.1

8.8

1.5

0.0

0.0

2.0



0.0

0.7

0.0

1.3

0.0

0.0

2.9

0.9

2.7



0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

1.5

0.0

0.0

4.1













0.0

2.9

0.9

2.7













1.5

0.0

0.0

4.1



45.1

52.4

49.2

52.2

63.0

72.2

62.9

68.4

70.9



38.0

44.4

38.6

28.7

33.8

46.3

23.4

34.3

22.4



0.0

6.3

0.0

1.3

1.2

6.2

2.9

6.8

0.9



0.0

0.0

1.8

0.0

2.9

0.0

2.1

0.0

0.0



34.1

33.6

50.8

42.7

44.4

48.5

31.4

60.7

62.7



39.4

48.1

29.8

27.7

57.4

46.3

31.9

37.1

32.7



34.1

29.4

49.2

40.8

44.4

50.5

31.4

59.8

62.7



39.4

39.5

29.8

26.6

51.5

44.8

29.8

34.3

32.7



82

143

132

157

81

97

35

117

110



71

81

57

94

68

67

47

35

49

BP の単位は µg/ml。* GM についても調査対象としているが、BP が設定できないため、耐性率は掲載していない。


2020年

CLSI に規定された BP。

59