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参考資料3 令和3年度介護報酬改定に関する審議報告 (1 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16033.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第199回 1/18)《厚生労働省》
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社保審-介護給付費分科会
第 199 回(R3.1.18)
参考資料3
令和3年度介護報酬改定に関する審議報告
社会保障審議会介護給付費分科会
令和2年 12 月 23 日
令和3年度介護報酬改定に向けて、本分科会は、令和 2 年3月より計 22 回
にわたって審議を重ねるとともに、事業者団体ヒアリングを行った。
これまでの議論に基づき、令和3年度介護報酬改定に関する基本的な考え
方と、それを踏まえた主な改定内容を以下のとおり取りまとめたので報告す
る。



令和3年度介護報酬改定に係る基本的な考え方

1.基本認識
(1)感染症や災害への対応力強化が求められる中での改定


介護サービスは、利用者やその家族の生活を継続する上で欠かせない
ものであり、感染症や災害が発生した場合であっても、利用者に対して必
要なサービスが安定的・継続的に提供されることが重要である。



昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に際しては、各事業所に
おいて、大変な苦労を払いつつ、様々な工夫のもと、感染症対策を講じな
がら必要なサービス提供の確保に取り組まれている。ただし、高齢者は重
症化するリスクが高い特性があり、介護事業所における感染も発生して
いる。新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症への対応力を強
化し、感染症対策を徹底しながら、地域において必要なサービスを継続的
に提供していく体制を確保していくことが必要である。



また、近年、様々な地域で大規模な災害が発生しており、介護事業所の
被害も発生している。災害への対応力を強化し、災害発生時に避難を含め
た適切な対応を行い、その後も利用者に必要なサービスを提供していく
体制を確保していくことが必要である。

(2)地域包括ケアシステムの推進が求められる中での改定


いわゆる団塊の世代の全てが 75 歳以上となっている 2025 年に向けて、
国民一人一人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、医療、
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