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参考資料3 令和3年度介護報酬改定に関する審議報告 (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16033.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第199回 1/18)《厚生労働省》
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について、CHASE・VISIT 等も活用しながら検証し、更なる推進方策を検討
していくべきである。


平成 30 年度介護報酬改定において、自立支援に向けた事業所へのインセ
ンティブとして ADL 維持等加算が創設され、今回の介護報酬改定ではこれ
を拡充することとしたが、引き続きクリームスキミングにより利用者のサ
ービス利用に支障が出るなどの弊害が生じていないかなどについて検証し、
必要な対応を検討していくべきである。



リハビリテーションサービスについて、生活期のリハビリテーションは、
心身機能、活動、参加のそれぞれにバランス良く働きかけることが重要とさ
れている一方、現時点でそのアウトカムに関する適切な評価方法が定まっ
ていないことから、その具体的な評価方法について、科学的な妥当性を前提
としつつ、現場で活用されている評価方法も参考に、引き続き検討していく
べきである。また、その検討を踏まえて、通所リハビリテーションにおける、
ストラクチャー、プロセス、アウトカム評価を組み合わせた総合的な評価方
法について、検討していくべきである。



今回の介護報酬改定では褥瘡マネジメントや排せつ支援において新たに
アウトカム評価を導入することとしたが、介護保険制度におけるアウトカ
ムの視点も含めた評価の在り方について、引き続き検討していくべきであ
る。

(口腔、栄養)


施設系サービスにおける口腔衛生管理、栄養ケア・マネジメントの取組の
充実について、対応状況を把握し、その推進方策について、検討していくべ
きである。

(介護サービスの質の評価と科学的介護)


CHASE・VISIT を活用した計画の作成や事業所単位での PDCA サイクル
の推進、ケアの質の向上の取組について、取組状況を把握し、更なる推進方
策を検討していくべきである。特に、訪問系サービス等の今回の介護報酬改
定で評価の対象とならないサービスや、居宅サービス全体のケアマネジメ
ントにおける CHASE・VISIT の活用を通じた質の評価の在り方等について、
今後検討していくべきである。

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