【参考資料3】新型インフルエンザ等対策政府行動計画(令和6年7月2日) (51 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》 |
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新型インフルエンザ等の発生に備えるためには、平素から、WHO を始め
とする国際機関との連携や諸外国の研究機関等との連携により、新興感染
症等の発生動向の把握に努めるとともに、初発事例の探知能力の向上を図
ることが重要である。
新型インフルエンザ等の発生時には、特に発生初期の国際的な連携によ
る情報収集が重要な役割を担っている。我が国からも国際的な情報発信に
適切に取り組むことが必要である。機動的な水際対策の実施と状況に応じ
た対策の緩和を講ずるためにも、発生した新型インフルエンザ等のリスク
評価や諸外国の動向の把握等が重要となる。
ワクチンや診断薬、治療薬等の研究開発についても、諸外国の研究機関
等との国際的な連携が重要である。
新型インフルエンザ等への対応では、開発途上国の支援等の国際協力へ
の貢献も我が国として役割を果たすべき重要な観点であり、国際機関等に
よる国際的な取組にも参画していくことが求められる。
こうした国際的な連携を強化するためにも、感染症対策を含む国際保健
人材の養成や確保についても、中長期的な取組に努める。
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