よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料3】新型インフルエンザ等対策政府行動計画(令和6年7月2日) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

概要

的な連携についても平時から積極的に取り組み、準備を行う。
Ⅲ. DX の推進
感染症危機対応には、DX の推進や技術革新による対応能力の強化が重要
となる。このため、国と地方、行政と医療機関等の情報収集・共有・分析基
盤の整備、保健所や医療機関等の事務負担軽減による対応能力の強化、予防
接種事務のデジタル化や標準化による全国ネットワークの構築、電子カルテ
の標準化等の医療 DX 推進の取組を行うとともに、将来的には、電子カルテ
と発生届の連携や臨床情報の研究開発への活用に取り組む。
Ⅳ. 研究開発への支援
感染症危機対応の初期段階から研究開発や臨床研究等を推進し、ワクチン
や診断薬、治療薬等の早期実用化につなげることが重要である。このため、
平時から、有事における研究開発につながるよう、医療機関や研究機関、製
薬企業等のネットワークを構築し、企業等の研究開発を支援する。また、初
期段階から国が中心となり、疫学・臨床情報等を収集し、関係機関での臨床
研究・研究開発に活用する。
Ⅴ. 国際的な連携
感染症危機は国境を越えてグローバルに広がることから、対応に当たって
は国際的な連携が不可欠となる。国際社会の一員として積極的役割を果たし、
国境を越えて拡大する感染症に対処する。具体的には、国際機関や外国政府、
研究機関等と連携し、平時の情報収集(新興感染症等の発生動向把握や初発
事例の探知)や、有事の情報収集(機動的な水際対策の実施や研究開発への
活用)を行う。
(政府行動計画の実効性を確保するための JIHS の果たす役割)
第2部第3章では、本政府行動計画の実効性を確保するための取組等を記載
しており、第1節において、JIHS が果たす役割として、以下の役割を掲げて
いる。
・ JIHS と地方衛生研究所等や大学等の研究機関、医療機関等が平時から協
働・連携し、感染症情報のネットワークを更に密なものとし、必要な情報収
集やそれに基づくリスク評価等を行うこと
・ 政府に対する科学的知見の提供及び助言を行うとともに、国民等に分かり
やすい情報提供・共有を行うこと
・ 臨床研究等のネットワークのハブとなり国内における研究開発を推進す

-5-