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切れ目のないポリファーマシー対策を提供するための薬物療法情報提供書作成ガイド (29 ページ)

公開元URL https://www.ncgg.go.jp/hospital/kenshu/news/20250331.html
出典情報 切れ目のないポリファーマシー対策を提供するための薬物療法情報提供書作成ガイド(3/31)《国立長寿医療研究センター》
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【患者基本情報】
既往歴:大腿部頸部骨折、不眠症、高血圧、高脂血症、便秘症
81 歳 女性 体重 45kg

162mmHg/91mmHg

eGFR:60mL/min/1.73m²

【入院前】
1.アムロジピン錠 5mg 1 錠 分 1 朝食後
2.エナラプリル錠 5mg 1 錠 分 1 朝食後
3.ロスバスタチンカルシウム錠 2.5mg

1錠

分1

夕食後

4.セレコキシブ錠 100mg 2 錠 分 2 朝夕食後
5.レバミピド錠 100mg 2 錠 分 2 朝夕食後

7.アレンドロン酸ナトリウム錠 35mg

1錠

分1

週 1 起床時

【退院時】
1.エナラプリル錠 5mg 1 錠 分 1 朝食後
2.ロスバスタチンカルシウム錠 2.5mg

1錠

分1

3.アレンドロン酸ナトリウム錠 35mg

1錠

分1

週 1 起床時

<処方薬剤変更の要点>
(中止提案)
セレコキシブ錠:半年前の大腿骨頸部骨折手術後から開始。
疼痛の訴えがなく、血圧やや高め。中止後、142mmHg/75mmHg まで低下。
レバミピド錠:セレコキシブ錠中止に伴い、同時に中止。
アムロジピン錠:便秘の訴えあり。血圧は安定しているので中止。
(用法変更)
ロスバスタチンカルシウム錠:服用時間の統一を目的とした調整。
(処方変更提案)
ブロチゾラム錠→レンボレキサント錠:朝のふらつきあり。患者・主治医と相談し変更。
5mg では朝方の怠さがあったため、2.5mg に減量。
<フォローアップが必要な点>
・疼痛管理:セレコキシブ錠中止における疼痛状況。
・便秘の有無:アムロジピン錠中止後の排便状況の改善。
・血圧の変動:セレコキシブ錠、アムロジピン錠中止後の経過観察。
・高脂血症:ロスバスタチン錠の用法変更後、検査値の推移
・睡眠状態:ブロチゾラム錠中止による有害事象、レンボレキサント錠減量後における朝の倦
怠感や睡眠の質の確認。

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処変
方更
変の
更要
の点
要点
処方




6.ブロチゾラム錠 0.25mg 1 錠 分 1 寝る前