よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3 ニフェジピン 調査結果報告書及び添付文書 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29305.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第19回 11/22)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(5) Zarante et al. Impact and risk factors of craniofacial malformations in a Colombian population. Int J
Pediatr Otorhinolaryngol 73(10):1434-1437, 2009.
対象疾患

高血圧

評価例数

本薬の使用は、頭蓋顔面奇形のあるケース 361 例のうち 13 例、先天
奇形のないコントロール 719 例のうち 9 例含まれる。

概要

コロンビアの症例対照研究。頭蓋顔面奇形について、本薬の使用例は
ケースのうち 13/361 例、コントロールのうち 9/719 例でありオッズ比
(OR)2.88 (95% CI 1.22-6.79)と関連と認めた。

(6) R. L. Davis, et al. Risks of congenital malformations and perinatal events among infants exposed to
calcium

channel

and

beta-blockers

during

pregnancy.Pharmacoepidemiology

&

Drug

Safety.2011:20;138-45.
対象疾患

高血圧

評価例数

Ca 拮抗薬を処方された 804 例のうち妊娠第 1 三半期に曝露し 365 日
経過を追った 40 例。薬剤名の記載なし。

概要

アメリカの 5 つの保険請求情報を利用した研究。妊娠判明直前に降圧
薬を処方され、児との、連携できた登録された症例の後向きコホート
研究。1996-2000 年登録。妊娠第 1 三半期に Ca 拮抗剤曝露のあった
40 人を産後 365 日フォローした。
妊娠第 1 三半期における Ca 拮抗薬への曝露の有無と先天奇形につい
て比較検討した。先天奇形全体については、曝露群 6/40 例(15%)

非曝露群 6825/49,796 例 (13.71%)
、RR 0.96 (95%CI, 0.47-1.97)と
リスク上昇を認めなかったが、上部消化管奇形については曝露群で有
意なリスクの上昇を認めた[曝露群 2/40 例(5%)、非曝露群 422/49796
例(0.85%)、RR7.20(95%CI,1.89-27.51)



(7) X. Jais et al.Pregnancy outcomes in pulmonary arterial hypertension in the modern management era,
European Respiratory Journal,2012;40:881-5,
対象疾患

肺高血圧

評価例数

Ca 拮抗薬 8 例。薬剤名の記載なし。

概要

ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアからの前向きコホート研究。
妊娠判明時に Ca 拮抗薬に曝露のあった 8 人の女性の追跡研究(全症
例出産まで継続)。全症例健常児を出産した。

27

36