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資料1-3 ニフェジピン 調査結果報告書及び添付文書 (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29305.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第19回 11/22)《厚生労働省》
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**2016年10月改訂(第15版)
*2013年 6 月改訂


法:室温,気密容器に
保存
使用期限:外箱に表示

日本標準商品分類番号 872171

劇 薬
処方箋医薬品注)



















再審査
結 果

10㎎ 21000AMZ00571
20㎎ 21000AMZ00572
40㎎ 21000AMZ00573
10㎎ 1998年 6 月
20㎎ 1998年 6 月
40㎎ 1998年 6 月
10㎎ 1998年 6 月
20㎎ 1998年 6 月
40㎎ 1998年 6 月
10㎎ 2008年10月
20㎎ 2008年10月
40㎎ 2008年10月
D5

■ 使用上の注意

■ 禁忌(次の患者には投与しないこと)

1.慎重投与
(次の患者には慎重に投与すること)
⑴大動脈弁狭窄,僧帽弁狭窄のある患者,肺高血圧のある
患者
[血管拡張作用により重篤な血行動態の悪化を招くお
それがある.

⑵過度に血圧の低い患者
[更に血圧が低下するおそれがあ
る.

⑶血液透析療法中の循環血液量減少を伴う高血圧患者[過
度に血圧が低下するおそれがある.

⑷重篤な腎機能障害のある患者
[急速な降圧等により腎機能
が悪化するおそれがある.

「薬物動態」
の項参照)]
⑸重篤な肝機能障害のある患者
[血中濃度が上昇することが
ある.また門脈圧が上昇するおそれがある.

⑹うっ血性心不全
(特に高度の左室収縮機能障害)
のある患者
[心不全が悪化するおそれがある.

⑺高齢者

「高齢者への投与」
の項参照]
2.重要な基本的注意
⑴カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき,症状が悪
化した症例が報告されているので,本剤の休薬を要する場
合は徐々に減量し,観察を十分に行うこと.また患者に医
師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること.
⑵まれに過度の血圧低下を起こし,ショック症状や一過性
の意識障害,脳梗塞があらわれることがあるので,その
ような場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
⑶降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので,
高所作業,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際
には注意させること.
3.相互作用
本剤は主にチトクロームP-450 3A4(CYP3A4)
により代謝さ
れる.
併用注意
(併用に注意すること)

⑴本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
⑵妊婦
(妊娠20週未満)又は妊娠している可能性のある婦
人[「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照]
⑶心原性ショックの患者[血圧低下により症状が悪化する
おそれがある.]

■ 組成・性状
販売名

アダラートCR錠
10mg

アダラートCR錠
20mg

アダラートCR錠
40mg

成分・含量

1 錠中,日局ニ
フェジピン10mg
含有

1 錠中,日局ニ
フェジピン20mg
含有

1 錠中,日局ニ
フェジピン40mg
含有

添加物

色・剤形

ヒドロキシプロピルセルロース,ステアリン酸マグ
ネシウム,三二酸化鉄,アンモニオアルキルメタク
リレートコポリマー,ヒプロメロース,マクロゴー
ル4000,酸化チタン
乳糖水和物

その他2成分

乳糖水和物

帯赤灰色のフィ
ルムコーティン
グ錠

淡赤色のフィル
ムコーティング


淡赤褐色のフィ
ルムコーティン
グ錠

9.2

7.1

8.1

外 形
(識別コード)
直径
(mm)
厚さ
(mm)

5.5

4.3

5.0

重さ
(mg)

312

151

237

■ 効能・効果
⃝高血圧症,腎実質性高血圧症,腎血管性高血圧症
⃝狭心症,異型狭心症

薬剤名等

■ 用法・用量
*⃝高血圧症:
通常,成人にはニフェジピンとして20〜40mgを 1 日 1 回経
口投与する.ただし, 1 日10〜20mgより投与を開始し,必要
に応じ漸次増量する.なお, 1 日40mgで効果不十分な場合
には, 1 回40mg 1 日 2 回まで増量できる.
⃝腎実質性高血圧症,腎血管性高血圧症:
通常,成人にはニフェジピンとして20〜40mgを 1 日 1 回経
口投与する.ただし, 1 日10〜20mgより投与を開始し,必要
に応じ漸次増量する.
⃝狭心症,異型狭心症:
通常,成人にはニフェジピンとして40mgを 1 日 1 回経口投与
する.なお,症状に応じ適宜増減するが,最高用量は 1 日 1
回60mgとする.
-1-

臨床症状・措置方法

他の降圧剤
相互に血圧低下作用を増
レセルピン, 強することがある.
メチルドパ 患者の状態を注意深く観
水和物,プ 察し,過度の血圧低下が
ラゾシン塩 認められた場合,本剤又
は他の降圧剤を減量若し
酸塩等
くは中止するなど適切な
処置を行う.

機序・危険因子
薬理学的な相
加・相乗作用に
よるものと考え
られている.

注)
注意―医師等の処方箋により使用すること

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